自己肯定感を高める!たった1つの習慣を繰り返す

ココロのノウハウ
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あなたは自分を責めて、否定して、自信を持てずに苦しんで来たのではないでしょうか?

他人と比較して、何も出来い自分を嫌いでしょうがない…。そのような気持ちを抱えていませんか?

もしそうなら、あなたは自己肯定感が低いのです。自己肯定感が低ければ、自分を認めることができなくなります。

そこで、この記事では自己肯定感について説明し、苦しみから抜け出すにはどうしたら良いのかをご紹介します。

繰り返し繰り返し身についてしまった価値観は、繰り返し、習慣化することで変えていくことができます。ですが、たくさんのことに挑戦しても、なかなかうまく行きません。

まずは1つのワークを繰り返し行ってみましょう。

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あなたは自己肯定感が低いですか?

もしあなたが、自己肯定感が低いことをしっかり自覚しているようであれば、こちらは飛ばして大丈夫です。

もしあなたが、「自己肯定感が少ないのでは?」と他人に指摘され、なんとなく調べているのなら、こちらでチェックしてみてください。

身近な人に対しイライラすることが多い
ねばならない思考がとても強い
強い完璧主義
自分を認められず、自分が嫌い
自分に対し「ゴミ!」などと罵ってしまう
「死にたい」と考えることが多い
人に何を言われているか不安
人に許可を取らないと不安
自分の意見を言えない
最終的に自分のせいにしてしまう
嫉妬心が強い
達成感が無い
褒められても、素直に受け取れない
やる気が起きない
本当の自分を知られることに恐怖感がある

※上記以外に、「自信家」「自慢話が多い」「人を批判しやすい」など自己顕示欲が強いタイプもあります。他人と比較することで、自己肯定感を得ようとするタイプです。この記事ではそのようなタイプは外しています。

上記のチェックで、10個以上当てはまれば、自己肯定感はとても低いです。毎日がとても辛い状態です。

自己肯定とは

では、自己肯定の意味について見ていきましょう。

自己肯定とは “理想の自分になる” ことではない

そもそも自己肯定とは何を言うのでしょうか?

自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。自己否定の感情と対をなす感情とされる。

引用元:webio辞書
「自己肯定感(じここうていかん)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。Weblio国語辞典では「自己肯定感」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。

webio辞書では以上のように定義されていますが、この記事ではもっと簡単に以下のように定義します。

自己肯定とは

ありのままの自分を受け入れること

今のまま、条件をつけない、ありのままの自分を認めること。良いも悪いも無く、そのままで良いと認めることです。

決して理想の自分になることではありません

出来ることがたくさんあれば、自分を認められる、というものでは無いのです。条件は付けません。

先程のチェックの中にもありましたが、自己肯定感の低い人は、完璧主義的な傾向があります。

ですが、その完璧主義的傾向のある人の多くが、その完璧さの基準で自分を評価するのは、ハードルが高すぎる、とも自覚しています。

勝ち目が無いってことです。

だとすれば、そのままの自分を受け入れましょう。それで良いのです。

肯定感が低い状態で持つ “自分の理想” や “こうあるべき姿” は、現実的では無いのです。だから疲れ果てるのです。

「自己効力感」では苦しむ可能性が高い

ビジネスのシーンなどでは、自己肯定感が低い人に自信をつけさせるひとつの方法があります。

それは、「自己効力感」を利用します。その人ができたことを認識してもらい、自信をつけさせるのです。

簡単に言うと、「自分には○○が出来る!」と一つ一つ自信をつけていくことです。これらは基本的にメンターやコーチなどが行います。

これは自己肯定に役立つこともありますが、自己肯定感の低さで“苦しんでいる”人に対しては、あまり効果はありません

なぜなら苦しんでいる人は、本質的に「出来る出来ない」で苦しんでいる訳ではないからです。

ですが、本人は、表面的に「出来る出来ない」で苦しみます。

肯定感が低いと、出来ないことをピックアップして焦点を当ててしまうからです。この方法だと、結局、出来ない方に焦点を当てしまい、苦しんでしまうんです。出来たことに対しても、完璧主義な傾向から認めることができません。

「今日のノルマは達成出来たが、昨日は出来てない昨日達成出来てなければ最低だ…」
「今日できたのも自分より同僚のおかげだ…。自分は何も出来ない、最低だ…」
「昨日のノルマは達成したが、今日は出来なかった今日達成できない自分は最低だ…。みんなに私のことを悪く言っているにちがいない。」

このような状態です。

ある程度、自分を認められるようになってから、これらにチャレンジするか、誰かにコーチングしてもらえるようであれば、行ってみても良いかもしれません。

あなたが自己肯定感が低い理由

自己肯定感の低い理由を、学校の教育システムだと言う人もいます。基本的には、幼い頃の家庭環境や友人などからの影響が強く影響しています。

大人になってからの職場環境や恋人との関係などからも、自己肯定感が低くなることもあります。ただし、深刻な場合は、幼少期に何らかの原因があります。

幼少期の経験

幼少期での以下の経験により、自己肯定感が低くくなることが多くあります。

幼少期の経験

・親から否定され続けた
・親に無視されていた(相手にされなかった)
・親に庇ってもらえなかった
・過保護に育てられ、自分の意見を聞いてもらえなかった
・学校でいじめを受けていた
など

特に幼少期は、親を始め、周囲から認められ尊重されることで、自分を信じるココロが育ちます。

しかし、何をしても親にけなされ、また威圧される。自分の容姿までけなされる。母親は暴力的な父親の目を気にして子供を犠牲にする。

兄弟ばかりが褒められ、比較される。成績ばかりを気にされ、頑張っても認めてもらえない。愛されたと感じない。

過保護に育てられる。自分では考えることも行動することもできず、ひたすら親の言いなりになっていた。

学校でいじめを受け、無視され続けた。気持ち悪がられ、避けられ続けた。これに対し、親が適切な行動をしてくれなかった。

これらは、すべて人格を否定される行動で、子供は親や周囲を憎み、自分を押し殺し、自分を認めることが出来ずに苦しみます。

大人での経験

大人になってからも、以下の経験で自己肯定感が低くなることがあります。

大人での経験

・夫/妻に否定され続けている
・職場で否定され続ける
・夫の親からの否定に対し夫が放置
・近所やママ友などから否定され続ける
・恋人や仲の良い友人に裏切られる
など

これらの環境に置かれた時、健全なココロがあれば、逃げることが出来ます。本来、否定し続ける夫/妻や周囲の人と一緒に居続ける必要はありません。

ところが、幼少時代にココロに傷を負っていると、逃げることが出来ない、しては行けないと、思い込んでしまいます。

これらが、大人になってからも苦しみを生みます。

今のあなたのココロは悲鳴を上げています

自分が否定され、自己を否定し、それが続くことは、自覚がある無しにかかわらず、耐えられないほどのストレスになっています。

ストレスの大きさから、多少のうつ状態になることがあります。

うつ状態は、無気力でやる気が起きず、身体も動かず、頭も働かず、感情的になり、すぐ泣き、人を責めます。

これらは、症状のひとつで、あなたの身体と心が悲鳴を上げているのです。「努力」や「根性」、「人間性」などの話しではいっさいありません。

もし、そんな症状が出ているようなら、あなたは限界に来ているかもしれません。

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あなたが自己肯定感を高めるには

では、あなたがそのままの自分を受け入れ、少しでも生きることが楽になるために、何をしたら良いのでしょうか。

あなたに行って欲しいたった1つの習慣

まず前提として、知っておいて欲しいことがあります。出来るできないは置いておいて。

前提として知っていほしいこと

あなたは、あなたを愛せていますか?

あなたが、あなたに愛されていないことは、人間の本質的にとても辛いことなんです。本来は耐えられないはずです。

あなたがあなたを愛せないとしても、それは、それだけの人生経験があるからです。あなたのせいではありません。その経験のせいであなたは、自分のほんとうの良さを評価できません。

なので、あなたの自分に対する悪い評価は、あまり信じられるものではないのです。

でも、やはり、完璧ではない自分を責めてしまします。

もし、あなたがあなたにとってどんなにダメな人間だったとしても、あなたがあなたを愛しても良いことを知っていますか?

愛しても良いんです。

しかも、無条件にです。なにも変わらない自分をです。

無能で、生きている価値が無く、最低と思っている自分を愛せますか? そうですね、今まで自分を許せなかったんです。自分を愛するなんてとても難しいですね。

でも、それはそれ。難しいとしても、その自分を愛して良いことには変り有りません。

もし、あなたの近くに、自分が無能と苦しんでる子供がいたら、どうでしょう。私だって耐えてきたんだから!と思うかも知れません。でもやはり、可愛そうで、愛おしく思ってしまいませんか?その苦しさは分かるよって…。

その子供が「あなた」なんです。

その子供は、苦しみを表面には出さず、ココロでずっと泣いてきて、泣きつかれて、誰にも見えないところに隠れてしまった昔のあなたです。

そのあなたを、あなたは愛して良いって知ってほしいんです。

そのあなたを慰めるのは、あなたしか出来ないからです。

すぐに愛することなんてできません。それが出来たら今苦しんでいません。

でも、ひとつだけ行って欲しいことがあります。

「自分を愛してもいい」と自分に許可をしてあげてください。

できなければ、無理にしなくても大丈夫です。

難しいですね。ピンと来ないかも知れません。

なら、「私は自分を愛しても良い……らしい……?」でも良いです。

とにかく、それを知ってほしいんです。

愛せなくても良いです。まずは、知っていてください。

そして、あなたがあなたの味方になってあげてください

あなたが、あえて苦しもうとするあなたを、救ってあげてください。

重要なたった1の習慣

それを知ってもらった上で、たった1つの重要な習慣は、

よく言われているような内容ですね。でも、やはりこれが重要なんです。

あなたの周囲の人で完璧な人はいない…、というより、みんなダメなところが多いんです。あなたよりダメな人はたくさんいます。

一面では良いところがたくさんあるように見える人がいたとしても、それ以外ではとてもダメなところが多くあります。それは間違い有りません。

なぜなら、人間はお互いの凸凹を補い合うように生まれているからです。自分の凸と凹を自覚している人もいれば、分からない人もいます。自分で意識している、していない関係なく、補いあっています。

良い感じに見えてる人は、ダメなところを隠しているだけかもしれませんし、普通に受け入れて楽しんでいるだけかも知れません。

だから、自分をダメだと判断し落ち込む必要はありません。「それが自分。それで良い」。

「一般的にはダメかもしれないけど…、それが自分だし」と受け入れる。

判断しません。

判断することは、あなたが苦しんで来た環境に負けること。だから意地でも判断しない。

劣等感に苛まれて生きてきたので、とても難しく感じますね。

まずは、人のいないところでつぶやいてみてください。

自分を責めそうになったら、続けてください。なんど失敗してもいいので、続けてください。続けることが重要なんです。

それから、成功を積み重ねることはしなくて良いです。挑戦して成功すれば「良かったー」で終わらせます。成功しなくても良いです。

なぜなら、成功し続ける人は世の中には一人もいません。成功し続けると考えるのは無駄です。

オススメのワーク

上記の習慣が少しずつ身についてきたら(その前でも良いです)、実際に肯定感を高めた実績のあるいくつかのワークもご紹介します。

これらは、上記の習慣が前提にあるので、無理せず、行いたいものがあれば、行ってみてください。

人を褒める

これは自己肯定できる黄金の法則です。すぐに効果がでませんが、簡単にでもいいです。言いやすい人からでいいです。「○○ちゃんてスゴイね」「それって良いことですね」「優しいですね」などです。

これは、どこかで自分に帰ってくるんです。それが黄金の法則です。

でも、しばらくは期待しない。「自分は出来ないけど、この人は出来るんだからスゴイなー」って思ったら伝えてください。「自分は出来ない」それを普通に認め、それ以上は「良い/悪い」を判断しません。

褒められたら「ありがとう」と言う

これは、謙遜して「そんなことない」と言わない、ってことです。「ありがとう」と言う方が、相手にとっても良いのです。割り切って「ありがとう」と言ってみてください。次第に、脳がそう思うように変化してきます。

「ねばならない」をちょっと変える

「これを、明日までに完璧にやらなければならない」だとしたら、これを「やれたら良いな。でもやれなくても良い」に変えてください。なぜなら、完璧にしようとすることは、あなたに強烈なストレスを与えます。ストレスは万病の元です。あなたを守るのは、あなたしかいないからです。

そもそも、ビジネスのシーンでも完璧を求められることは少ないですよ。

自分の好きなことを突き詰める

自分の好きなことがあれば、周りに何と言われようと、やり続けてください。それがきっかけで自分に自信を持てた人が多いんです。

自分のこだわりは本当に必要か突き詰めてください

徹底的にそのこだわり(ねばならない思考)を、現実的で必要なものなのか、突き詰めてください。

「したほうが良い」程度なら、あえて手放す訓練をしてください。大抵こだわりは感情に支配されています。冷静に見つめてください。

頑張って手放すことを繰り返すと、手放しても問題ないと脳が認知しはじめ、ねばならない思考が緩和され始めます。そうなると、とても楽になります。

紙に書く

「紙に書く」ってよくあるワークですね。結構挫折します。私も苦手。

でももし、記録するのが好きな人や、日記を書くのが好きな人はやってみても良いかもしれません。すごく簡単です。

1.褒めてあげられることを書く
他の人からの視点はいっさい関係ありません。自分的に褒められることを簡単に書いて、えらい!と付け加えてください。基準は“自分的に大変だったけど頑張った”こと。“当たり前のこと”という概念は必要ありません。
例)報告書8割できた。えらい! 「ありがとう」といえた。えらい!
  
2.自分に許可することを書く
例)報告書2割出来なかったけどいいよ♪ 「ありがとう」って言えなかったけど良いよ♪

その環境から離れる

これはとてもハードルの高く感じますが、その気になると普通に出来ることです。

もしあなたが、自分をとても苦しめる家族の側や職場にいるなら、そこから離れてください。

親元から遠く離れて一人暮らしをするとか、仕事を辞めるとかです。彼らに近づかないでください。

まだ学生でしたら、卒業したら家から離れましょう。なんとかそれまで頑張ってください。

幼少期に家族から苦しい経験をしている人は、家や家族から離れられない、と思い込むことが多いんです。でも実際はそんなことはありません。離れられます。

親には自分が必要、と思わされていることがとてもよくあります。親に縛られているのです。

あなたを否定し続けた親は、あなたが何をしても感謝してくれることはありません。これまでのあなたの苦しい気持ちを理解してくれることは、残念ながら、なかなか無いんです。例がとても少ない…。

あなたが、苦しいけど離れられない、と思っているとしたら、それは思い込みです。これは職場にも言えます。なので、苦しい時は離れてください。

今すぐできなくても、離れられることを知っていてください。

自己肯定感を高める!たった1つの習慣を繰り返す【まとめ】

本来のあなたは、出来ることがたくさんあります。

上にも書きましたが、苦しい環境は捨てることができます。そのような相談ができるところや人もたくさんいます。ネットで検索しても、同じように環境を捨てた人がたくさんいます。

あなたは開放されれば、「自分はこうなりたい」という夢や、心地よい理想を持つことも出来ます。

あなたの可能性はいくらでもあるのです。

本来のあなたはポジティブで元気です。その姿は今のあなたからは想像も出来ないかも知れません。

人は幸せになるために生まれてきました。

どんな環境にいようが、その権利がない人はいません。

今のあなたを、あなたが受け入れた先に幸せがあります。

まずは、自分を愛して良い、と知ってください。知ることです。

そこから始まります。

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