猜疑心とは?こんなに苦しい原因とは?そして克服する17の方法

ココロのノウハウ
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「猜疑心に悩まされる」という言葉をよく聞きます。これは、猜疑心はとても辛く苦しいものということですね。

たしかに、誰でも猜疑心に悩まされることはあります。

たとえば、恋愛。相手のことが信じられず、苦しむこともありますね。

信じると傷つくのでは?と考えることはれない以外でもたくさんあります。

疑い深いことは、本当に辛く苦しいことなのでしょうか?

猜疑心が強くなると、傷つく恐怖が強く、不安も強くなっています。

それが、普通の人よりも激しい方もいます。その方達にとっては、猜疑心は恐怖と不安の代名詞になります。

では、そんな猜疑心は克服できるのでしょうか?

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猜疑心の意味を解説

まずは、猜疑心の言葉の説明をします。

意味は

猜疑心は「猜疑」を持つココロのことです。

猜疑とは以下の通り。

猜疑心とは

[名](スル)人の言動をすなおに受け取らないで、何かたくらんでいるのではないかと疑うこと。「猜疑心」
引用:コトバンク

自分に不利になるのではないかと他人を疑ったり、妬んだりすることを言います。疑い深いことでもあります。

類語

疑いの心、警戒心、怪しむ心、疑心、疑念、疑心暗鬼、不信感、用心など

猜疑心と懐疑心の違い

猜疑心:妬み嫉みなどの不信感
懐疑心:疑問に思うこと


懐疑心は単純に正しいかどうかの疑問で、それに対し、猜疑心はネガティブな感情が伴っています。

猜疑心は決して悪い意味だけでは無い

猜疑の言葉の意味から、猜疑心にはネガティブな印象を持ちますが、視点を変えれば、リスクマネジメントの基本でもあります。

思慮深さにも通じるので、決して持っていてはいけないものではありません。

自分が感じる危険信号は、ちゃんと吟味して、自分なりの答えを出すほうが、危険回避になりますよね。さらに、今後の予測にも役立ちます。

問題は、その猜疑心が行き過ぎていると感じ、自分が苦しくなっていることです。

猜疑心で苦しむ人の特長。あなたは当てはまりますか?

猜疑心が強く、苦しみやすい人には特徴があります。

その特徴を自分で把握することが、猜疑心からの開放に役立ちます。

自分を苦しめる性格を、しっかり言葉として把握しましょう。

ネガティブ思考

裏切られることの恐怖感により、あらゆることに対して傷つくことを回避しようとします。これが、何に対してもネガティブに受けとる原因です。

逆に言えば、本人にとって、傷つかない為の対処法なので、本人はポジティブな傾向と考えることがあります。

本人がそれで快適ならば、なんら問題ありません。でも、本人が苦しんでいる場合は問題があります。

大きなコンプレックスがある

自己評価がとても低いことが特徴です。そのために、自己防衛力が低くなり、必要以上に猜疑心をもったり、傲慢になったりします。

繊細で傷つきやすく、人の目をとても気にする

そもそも傷つきやすい性格のため、防御として猜疑心をもちます。

コンプレックスが強く、人からどう見られるのかが、とても気になります。

人を信じられない

傷つくことへの恐怖から、信じること自体が恐怖になっています。褒められたりしても、裏を考えてしまい、素直に喜べません。

思い込みが激しい/妄想グセがある

自分の考えに執着してしまいます。自分の考えから、人を決めつけます。

他人の状況や気持ちを自分勝手に作り上げ、それが正しいと思いこんでいます。自分が作り上げていることに、気づいていないこともあります。

極度な心配性

何事も慎重な準備を重ねないと不安になります。失敗を強く恐れることは、現状維持に対する執着でもあります。

新たな事に消極的

こちらも現状維持に対する執着で、未知なことに対して強い恐怖感があります。

コミュニケーションが苦手

自分へのコンプレックスや疑い深さから、人と接することが苦手です。

プライドが高く、ライバル心が強い

自分のコンプレックスを埋めるために、とても高いプライドを持つことがあります。1番になりきらなければ、コンプレックスは埋まらないので、ライバル心が強くなります。

基本的に、常に1番なのはありえないので、抜かされる恐怖が常につきまとっています。

疑い深い原因は?

では、なぜ、このようにコンプレックスが強いのでしょう。どのような原因があるのでしょうか。

自己肯定感の無さが原因

猜疑心が強く、疑い深い原因は、自己肯定感がとてもとても少ないことにあります。

自分を認めることができなく、本来持つ“人に甘えたいココロ”満たされていないのです。

これらの原因は、小さい頃から周囲に認められたと思える経験が無いこと。もしくは、否定され続けたこと。

とても信じていた人に、裏切られたと強く思った経験なども、原因のひとつです。これは、家族や恋人など、身近な人が裏切りに会った場合にも、気持ちが共振し起こることがあります。

主な原因

・身近な人と比較され続けた
・小さい頃から、周囲を否定し続ける家庭環境だった
・小さい頃から、お前はダメだと否定され続けてきた
・いじめられた経験がある
・信じてた人に裏切られた
など

自信ある人で猜疑心が強い場合の原因

こちらも猜疑心が強い場合は、やはり自分のコンプレックスが原因です。

認められた経験が少ないために、自己肯定感に強くこだわります。

その肯定感を仕事(出世)などで得ようとした場合は、一見自信に溢れた人のように振る舞います。

ただし、自分の肯定感を埋めるための仕事(出世)は、他人を卑下する視点に向かいやすく、他人の卑下によって自分を認めようとします。

卑下で、本当にコンプレックスが埋まることは有りません。かならず、その人より上の人が出てくる仕組みだからです。

猜疑心の苦しみから開放されるには?

まずは、猜疑心で苦しんでいることを自覚することです。

この記事を読まれている方は、すでにその自覚がある方だと思います。

あとは、開放されたいと強く願うことと、治すという強い意思です。

そのために、できることを1つずつ行っていきましょう。

決して、1日で克服できるものでは無いので、地道に対応することが必要です。何度も何度も繰り返すことで、身についてきますので、諦めず対応していきましょう。

あまりにも猜疑心が強く、日常が苦しくて苦しくてしょうがないという方は、薬などを利用し、脳を鎮める必要があるかも知れないので、メンタルクリニックなどに受診することをオススメします。

本当の原因に向かい合う

深く内省し、原因を自分で探り出し、向かい合う

先に書いた原因などから、深く内省し、自分の猜疑心の原因を探ってください。

あまりにも辛い経験でしたら、カウンセラーを頼ることも必要です。

自分に本当に必要なものを見つけ出す

猜疑心の原因が見つかったら、それに対し、何を埋めれば良いのか探ってください。

こどもの頃に親に否定され続けたことが原因なら、自分を自分で肯定して上げる必要があります。

そして、猜疑心の苦しみから開放された自分を、しっかりと想像し続けることも必要です。。

猜疑心を肯定する

猜疑心は自分を守るために身につけたものです。

自分を守らなければならなかった事実をしっかり肯定してください。

猜疑心を持つ自分が悪いわけではありません。

そのような状況があったのです。

そして、今後はこのエネルギーを、本来必要なものを手に入れるエネルギーに変えてください。

大切なのは事実ではありません、ココロです

私達は幸せになるために生きています

幸せはココロの問題であり、事象ではありません。

何が起ころうと、自分のココロを幸せにすれば、あなたは幸せです

事実にこだわることで苦しむなら、事実はあなたの人生に、特に大きなことでは無いかもしれません。

ココロの幸せ。どうか、そのことを念頭に置いて、猜疑心に向かい合ってくださいね。

猜疑心に襲われた時の対処法

本当の原因に向かい合ったら、事あるごとに、自己肯定を継続してください。

次に、猜疑心が出て苦しむ都度、対処する方法をご紹介します。

猜疑心を別人格として俯瞰する

猜疑心で苦しい時は、猜疑心を別人格として俯瞰して、その人格をそっと自分の身体の外に置いてください。

置いたら、その場からキラキラと消えていくイメージを持ってください。

苦しい度に、何度も何度も行ってください。これが基本です。

すこし落ち着いたら、以下のことを行ってください。

疑いは疑いでしかないと理解する

猜疑心は「疑い」です。「疑い」は「事実」ではありません。

自分では事実と思い込んでいます。違います、あくまでも自分の想像でしか無いと理解してください。それ以上考える必要はありません。

傷ついても良いと腹をくくる

それを信じることで、立ち直れないほどの大きな打撃を受けるのでなければ、「傷つくかも知れないけど良い♪」って信じてみましょう。

心底信じれなくても、信じた時の気持ちを少しでも味わえれば、それでも前進です。

事実がどうかより、自分が良い気持ちなれれば、それで良いのです。

悪い気持ちになるならば、それは信じる方向が間違っているかもしれません。

疑うことのメリットとデメリットを考える

あなたが今、それを疑うことでどのようなメリットがあるかを真剣に考えてください。

自分の猜疑心の本質的な原因に関わることで、自分が乗り越えるべきものなら、傷つくことを覚悟して、信じてみることも必要です。

信じることのメリットの多くは、心のやすらぎです。実益と考えない方が良いでしょう。

デメリットも、多少と思える実損なら、心の開放と比較して、信じてみるのも良いかもしれません。

デメリットが大きな損失を出しそうなものなら、その疑いは純粋に検討する必要があります。

自分の認識を疑う

猜疑心が出てきたら、なんらかの思い込みが生じていると考えてください。

その思い込みが苦しければ、解釈する必要はありません。起ったことはただの事象で、それ以上の意味を持たせないようにしてください。

なんとでもなる、かも知れません

何かが起こっても、なんとかなるかも知れません。

どうしても危険なことさえ回避できるよう準備をすれば、実際になんとかなることが多いんです。

「なんとかなった!」って経験を意図的にすることも、猜疑心の開放に役立ちます。

自分ができる範囲で、小さなことから、投げ出してみることもオススメです。

疑ってもしょうがないことは手放す

実際に疑う必要があるか、見直してみてください。

疑ってもしょうがない、と思ったら、まずしっかり自覚してください。

自覚したら、「疑い」は別人格として、自分の外に置いて、キラキラと浄化してあげてください。

同じ「疑い」は何度も出てくるので、何度も行ってくださいね。

小さくても、「信じてみる」行動をたくさん増やす

まずは、すべてを信じ切る必要はありません。リスク回避のために、疑うことはしっかり疑ってください。

でも、信じても大きな問題ないものを、冷静に判断してみてください。

そしたら、それを信じてみる練習をしましょう。

結果はどう出るかは分かりませんが、どう出ても良いんです。

信じた体験を増やすことがこの目的だからです。少しずつでも、1個1個でも増やしていくことで、信じることの開放感を味わえ、信じることへの抵抗がなくなります。

人に求めたことを、自分から行ってみる

猜疑心から、この人はしてくれないだろう、と思うものがあれば、自分が行ってみましょう。

自分が行ったことで、感謝されれば、その感謝を素直に受け止める努力をします。

自分が行ったことで、優越感に浸ってしまう可能性もあります。これは、自分が人に何かをしてあげる訓練と考えてください。

人への執着を手放す

これは、愛されるより、愛しなさい、という教えでもありますね。

でもこれは、自分が自分を愛していないと、できないのです。

自分のダメなところも愛せるようになれば、執着を手放せます。目指すのはそこです。

執着してるということは、その人に振り回されます。そこもしっかり理解してください。

人と一定の距離を保つ

自分の事を認めてあげる訓練をしながら、執着してしまいそうな人と、一定の距離を置くことも必要です。

ポジティブ思考の人に意見を聞く

自分の猜疑心を克服すると決めたなら、他人の意見が新鮮に感じるはずです。以前より受け止められるということです。

自分が疑ってしまう状況が起きたら、自分が認めるポジティブ思考の人に意見を聞いてみましょう。

受け入れ難いことなら、それがチャンスです。その意見を信じてみること(少しでも良いです)が、その時のあなたに必要なことです。

結果に執着せず、自分の気持ちに関心を持ってください。

自分が出来ることをたくさん認める

自分の肯定感が少ないため、傷つくダメージが大きいのです。

これは自分が出来ることを認める訓練が必要です。

人並みにできればオッケー!人並み以上にできれば更にオッケー!基準は自分でも、誰かに言われたことでも良いです。

できてると疑っても、冷静に判断すれば、いくらでも出来ることが見つかるはずです。

できれば、たくさん書き出してみてください。

自分のゴールを見据える

猜疑心から開放された自分の姿を思い浮かべられますか?

たぶん、いつも笑顔で、素直で、幸せそうにしていませんか?

そういう人に、人は集まってきますよね?なぜなら、自然なので、自分もそうなりたくて人は寄ってきます。

自分が猜疑心から開放されたすがたを、リアルに思い浮かべてみてください。

けっして、上記のような“陽だまり”のような感じで無くても良いです。リアルな自分の姿としてして想像してみてください。

その自分を常に持ち歩き、機会を作って思い出してください。

まとめ

猜疑心に向かい合うには、他人がどうあるかではなく、自分がどうあるか、です。

他人を批判することは、他人に主導権を渡してしまうことです。その状態では、満たされた平穏な心情は、他人次第になってしまいます。

とはいえ、すぐに出来るものでも、簡単でもありません。

まずは、自分が猜疑心で苦しんでいる状態をすぐに認識し、何らかの対処が出来るようになることです。

そして、理想の自分をしっかり追い求めていくこと。

時間をかけて、変われると信じ続けていきましょう。諦めなければ、かならず理想の自分に変れます。

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