うつ病の世界:私の怖い悪夢、不思議な夢、寝起き体験をご紹介します

うつ病の世界…
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私が10年間体験したうつ病の世界を、思うまま、じぶん目線で書いています。

今回は、うつ病の専売特許である悪夢などの睡眠障害体験をご紹介します。

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寝起きの不思議体験

うつ病の特徴として睡眠障害は有名です。

その睡眠障害の1つに怖い夢…、悪夢があります。

私もうつ病になってから、それまで見たこともない悪夢を見るようになりました。最初の頃は、こんな夢を見るのか…と驚いたものです。

そんな悪夢と同時に金縛りにも会うようになりました。一緒に心霊体験でもあれば、話題も増えるのでしょうが、私の場合は金縛りだけ。でも、かなり恐怖を感じました。

金縛りは、眠りに入る直前、もしくは、目が覚める直前のレム睡眠時に起こりました。夢に絡むいろんなことが起きたのも、目が覚める直前のレム睡眠時でした。

強烈に覚えている体験のひとつが、右耳の耳元から不気味な音楽と歌が聴こえ始めるというものです。多少覚醒してたので、冷静に分析してたのを覚えています。

聴こえてきたのは、古ーい昭和の歌謡曲のような曲。排他的な村を思わせる田舎臭さと怖さがあり、歌謡曲風なアレンジではあるんですが、民謡の要素も色濃く、中年男性がにやけた感じでぼそぼそと歌ってるのです。

今は思い出せませんが、歌詞もところどころ聞き取れたうえ、ギターやベースやキーボード、ドラムなどのアレンジもしっかり聞き取れました。コードの変化なども分かります。

最初はびっくりしたんですが、途中で興味が出てきたので、ちゃんと聞いてみようと集中して聴いてみました。やっぱり声も楽器もはっきりと聞こえます。夢の中で音楽が聞こえることはありますが、ひとつひとつがこんなにはっきり聞こえることはありません。

ただ歌詞だけは、先程お伝えした通りところどころのみ。なにか、村の儀式的な内容のように感じました。

いつまでたっても終わらないし、なんか呪いでもかかるんじゃないかと怖くなってきたので、そのまま起きてしまいました。とても印象に残りましたよー。この経験は一度だけです。

次の経験も、今のとちょっと似ているんですが、同じように寝起きで、意識が半分あるときに起こりました。

それは、いきなり耳元で怒鳴られるというもの。見知らぬ中年のおじさんやおばさんの声で、「ばかやろう!」「お前が悪いんだろう!」などと力の限り怒鳴られるのです。かなりはっきりと聞き取れます。

もちろん、誰もいません。いたら怖いです。

これは、一時期ひんぱんに起こりました。

びっくりして目が覚めたんですが、実際の人みたいに声の質感や感情、ことばのひとつひとつがはっきりしていたので、すごいなー…と関心していました。

これなんかは、統合失調症の幻聴に近いのかもしれませんね。

怖かった悪夢体験

先程のは、半分意識がある状態のものですが、普通に眠って見てる夢として印象的なのが2つあります。

1つは先ほど紹介した音楽が聞こえたときと同時期のもの。

丸はげで、にやけた痩せたおじいさんが出てくるんですが、両目は真っ白、江戸時代のような粗末な着物を着て、奥さんと思われるボロボロの女性を連れて、気づいたら目の前に立っているのです。

内容はあまりにもおぞましいので書けません…、ごめんなさい。

もう1つは、追われている夢。

私のじいちゃんばあちゃんの家の廊下を走って逃げているんですが、突き当りのドアを開けて入ろうとしたら、急に一人がけのソファーが、宙に浮いて後ろから追いかけくるんです。

追いつかれて、すっとその椅子に座らされると、元来た方向にくるっと向きなおし、その先の暗闇に強制的に連れて行かれるんです。信じられないような恐怖でした。でも、何に怯えていたのか分かりません…。

その夢で印象的だったのがその家の作りです。

じいちゃんばあちゃん家はもう無いんですが、かつて田舎の片隅にあって、トイレは昔の和式の汲み取り式便所。かなり古い家だったんです。

でも夢の中では、まるでハリボテで似せて作られた感じで、現実感がないんです。暗闇に浮いた映画のセットみたいな感じかな…。

そして、宙に浮かんだ椅子の乗り心地もしっかり覚えています。宙に浮かぶってこんな感じなのかー…って思っちゃうくらいリアルなのです。安定してた…。

よく見た不安な夢

他には、とにかく引っ越しや移動の夢を見ました。

その殆どが新しい家にたどりつけない、職場にたどり着けない、職場から家に帰れない、車が見当たらないなど、ないない尽くし。どこか遠くに出かけ、そのまま家にたどりつけないというのもありました。

実在の景色はひとつもなく、全て初めての場所です。毎回毎回初めてなのに、街とか建物とか道がしっかりあって、地図も作れるほどです。夢ってどうなってるんだろう、とこれもまた関心していました。

ひたすら繰り返す不思議体験

うつ病が終わりに近づくにつれ、不思議な体験をするようになりました。

よく、漫画などにありますよね、目が覚めて、起きて着替えていろいろしてたら、何かが起こって、またベッドで目が冷める…、「あれ、今のも夢?」ってなるやつです。

私の場合は、目が覚めて身体を起こしたら、またすぐ寝てる姿勢で目が覚めるって感じなんですが、10回くらい続くんです…。なので、3回目くらいで「これは夢かマジかどっちだ?」って感じになります。

寝起きで毎回身体に力が入らないので、むりやり身体を起こします。「くぅ〜〜〜っ」。体が起きあがったら、そこでぱっと目が覚めます。はあはあしながら、「今回はどっち??? ……今回こそ現実だー!」っと思ったら夢から覚める…。「混乱混乱」「どっちどっち??」

こんな体験を2〜3度経験しました。

不思議な癒やされ体験

このフェイクの目覚めを繰り返すちょっと前くらいから、また別な体験が始まりました。

うつ病の調子が悪い時期、それまでは定例通り悪夢を見ていたんですが、どうやら楽しい夢を見るようになってきたのです。

”どうやら” というのは、夢を見ていた記憶が無いから。忘れたという感じでもありません。見ていないのです。

でも、目が覚めると、今さっきまで大笑いしていたような気分になっています。とても癒やされているんです。

覚えている夢と覚えていない夢の違いは、目が覚めてからすぐに忘れるか、反復して覚えているかの違いだと言われています。いずれにしても、夢を見ていたこと自体は自覚があり、覚えています。

熟睡と熟睡の間のレム睡眠のときに夢を見たのなら、夢を見たまま熟睡に入っていくので、夢を覚えていないと思いますが、そのときの感情も残っていないはず…。

自分の体験は、まるで夢を見ない熟睡状態からパッと目覚めたのに、今さっき大笑いしていた感じなのです。

気分がとてもよくなっているので、神様からの贈りものだーと喜びましたが、不思議な感じでした。

まだまだ解明されていない睡眠のメカニズム。それに障害が起こっているのが睡眠障害。だったら、いろんな不思議が起こっても、それこそ不思議じゃないですよね。

不思議って楽しいなーと思えるようになったこと、それが嬉しいなー、と今では思えます。

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