今日の名言をお届けします。今回は、藤原東演さんの言葉。
今日の名言
藤原東演さんは、臨済宗妙心寺派宝泰寺のご住職。積極的に心の問題に取り組まれていて、自ら本を出版されたり、映画を上映されたりしています。
「人生、不器用に生きるのがいい」や「空気は読むものではない 吐いて吸うもの」などの著書・講演会のタイトルでもおわかりのように、仏教らしい、力を抜いて生きる教えを、説いていらっしゃいます。
ということで、今回の名言は、こちら。
大賛成です!!
要領よく、というのは、「うまく立ち回る」という意味でもありますが、「効率」のことでもありますよね。今回は、効率と捉えます。
私も以前は、完全に効率主義でした。効率を上げるという黄金のテーマは、自分や職場の手順ひとつひとつにおよびました。まるで、神のようにあがめていた、とも言えます。
私に限らず、大人の社会って、効率主義のようなところがあります。「効率!効率!」というと、なんとなく「できる人」みたいな感じになれるので、みなさん、よく使います。
もちろん、それだけじゃありません。効率は、最終的にコストに関わるもの。だから、社会的に大切なのは、当然です。それに、今でも私は、効率を考えるときは、パズルみたいで好きです。
でも効率って、目的達成のための、「ただの一つの手段」にすぎませんよね。クオリティーを高めることが目的なら、一般的な効率など、度外視するほうが、すばらしい結果を出すこともあります。目的を達成するための手段は、効率意外にもあるのです。
私は、けっこう重いうつになってひーひー言っているとき、自分自身をいろいろと見直しました。そのとき、自分の効率好きも見直したんですが、すると、効率を好きな自分だけではなく、効率がジャマになっている自分がいたのです。
「幸せ」と「効率」の関係ってなんだろう…?? などと、ほわほわ考えていると、効率とは「好きなことを、好きなだけ楽しむために、利用するもの」、という結論にたどりつきました。「こだわりたいところに、めいっぱいこだわるために、利用するもの」と言い換えても、いいかもしれません。
他の人にはムダに見えようが、なんだろうが、「楽しみたい」「こだわりたい」ところに時間をかける。そのために、他のところを効率化して、時間を創る。効率って、そういうものかー、と認識すると、より、いろいろ楽しめるようになりました。
…でも、こんなことは、ほとんどの人が、知っていることかもしれません。う〜、壊れないと気が付かない自分が、情けないのかも…。自己嫌悪…。
ひとつの名言にこだわり、記事を書いています。最近「ぼやき」になりがちで申し訳ありません。
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