ポジティブでいるのはもう疲れた…。けどネガティブでいるのもつらい

ココロのノウハウ
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ネガティブな人がポジティブで居続けるのは、けっして簡単じゃありません。右利きなのに左利きで生活するほうが、まだ楽かもしれません。

ポジティブ思考には、多少なりとも“ポジティブでなければならない”とのニュアンスがあります。強制的な面があるんですね。だから、疲れてしまうのです。

でも、本来は、ポジティブでもネガティブでもどちらでも良いのです。自分に合った使い方をしてみると、楽になるかもしれません。

こちらの記事では、「ネガティブをポジティブに使う」という使い方をご紹介します。

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なぜ、あなたはポジティブを選んだのか

あなたは、幸せであるためにポジティブ思考を選びました。それは、あなたが本来ネガティブだったからですね。

しかし、ポジティブ思考でいることにも疲れました…。

ということは、あなたは、“ネガティブでもポジティブでも疲れてしまう”ということかもしれません。

今のあなたにとって、苦しみが少なく楽でいられるには、今のあなたに合う考え方をする必要があります。

それは、ポジティブ/ネガティブのどちらか一辺倒ではなく、両方を上手に使うことかもしれません。

3つの見直し

まず、ポジティブでもネガティブでも疲れてしまう人は、以下の3つを見直してみてください。

3つの見直し

①ねばならない思考(理屈的で完璧主義)をやめる
②不安を見極めてみる
③ストレスを多少でも解消しよう

①ねばならない思考(理屈的で完璧主義)

あなたが、ポジティブでもネガティブでも疲れてしまう原因は、「ねばならない思考(理屈的で完璧主義)」のせいかもしれません。

ネガティブに考えてはならない」、「ポジティブに考えなくてはならない」、自分でいろいろと「ねばならない」理屈を作っては、自分を束縛します。

これが「ねばならない思考」です。

「ねばならない思考」は「完璧主義」とも言えます。完璧じゃないと納得できないのです。でも、全てを完璧にこなすことって、人間にはちょっと無理ですね…。

それに、いつも緊張状態になってしまいます。とても疲れてしまいます…。

では、この「ねばならない思考」を和らげてみましょう!

行うことは「全肯定」です。自分の考え方や気持ちを、全て自分で肯定してあげてください。

その時に、自分の気持ちを“良い悪い”で判断したり、「この気持ちを肯定してはダメ」などの制限をしないようにしてくださいね。

《考え方・感じ方の“全肯定”の例》
前提:良い悪いなどの判断はしない

「ポジティブ思考が出来ない!」→それでも良いよ♪→「ネガティブにしかなれない!」→それでも良いよ♪→「ネガティブな自分が嫌い!」→嫌いでも良いよ♪→「そんな自分はなんてダメなんだ!」→自分を責めても良いし、ダメでも良いよ♪→「自分が全部嫌い」→全部嫌いな自分でも良いんだよ♪

それが自分。それで良い♪

これは、心の負担を外すことが目的です。この肯定がストンと心に落ちた時、心が軽くなり、完璧じゃなくても良いと思えます。

ネガティブな時に湧き出る感情、それら全てを肯定してあげてください。

②不安を見極めてみる

ネガティブな思考では、不安にとらわれる傾向もあります。

不安が現実になったらどうしよう…。

この不安を軽くするために、不安の現実化をちょっとだけ深追いしてみましょう。

よく「不安の9割が現実にならない」と耳にしますね。これの意味合いって「考えてもしょうがないことを考えて不安に陥ってませんか? もったいないよー」ということですね。

たしかにその通りですが、もう細かく見てみましょう。

《不安が現実になる確率》

・不安の80%は現実にならない
・残りの20%は現実になりそう
・この残りの20%の8割は、あらかじめ対策を取ることで解決しやすく、2割(全体の4%)は現実になることがある

あなたの不安要素は、この20%を予測して対策を取ればなんとかなりそうです。

この実現しそうな不安を見極め、やれることはやり、被害は最小限に抑える。そうしておけば、100個ある不安の4つくらいしか、現実にならないのです。

やるだけやっての4つなら、現実になってもしかたがありません。でも、その4つって、今までの人生を振り返ると、それほど大きなものはなかったかもしれませんね。

あとはなんとか割り切りましょう。

③ストレスを多少でも解消しよう

ストレスが溜まっていると、ネガティブに拍車をかけてしまうことがあります。では、ストレスを解消するために、必要なことは何でしょう?

最も効果的なのは「楽しむ」ことです。

人気のストレス解消方法の上位3位は、以下の通りですが…

1位:眠る
2位:食べる
3位:旅行

この3つ、楽しくなければストレスですよね。

悪夢ばかり見る睡眠…、お腹いっぱいで苦しくても食べ続ける食事…、嫌いな人混みばかりの旅行…。ストレスが解消されるとは思えません。

「楽しむ」ことが大切なのです。

「楽しむ」ことは、“好きなこと”をするということ。

あなたの好きなことはなんですか?

普段から、好きなことに打ち込む時間を作ることが大切です。倫理的な問題が無ければ、自分の好きなことを卑下したりせず、しっかり肯定して楽しんでください。

ネガティブをポジティブに使う

では、ポジティブもネガティブも上手く利用する方法をお伝えします。

ポジティブ思考の考え方を変える

ポジティブ思考の本来の意味は、「物事を楽観視して、考えたとおりの現実を作る」というものです。

でも、ここでは、多少違う捉え方をしてみましょう。

ポジティブ思考とは

自分の気持ちを楽にする(幸せになる)ために、対象の経験や出来事を“どう役立てるか”考えること。

決して、無理やり明るく考えるのではありません。ネガティブな経験や出来事を利用して、幸せになるという考え方です。

もともとネガティブに考えてしまう人が、根拠もないのに明るく前向きに物事を捉えるのは、とても難しいことです。完璧主義で、理屈も重要視してしまう人なら、なおさらですね。

なので、ネガティブで苦しむ時は、その経験をどう役立てるかを考えてみてはいかがでしょう。

※ただし、結局上手く役立つことが考えつかなくても良いです。ネガティブな自分を肯定して、気持ちが少しでも楽になってれば、まずは成功です!

ネガティブの2つの良い面を知り利用する

ネガティブを利用するためには、以下の2つの良い面に注目します。

ネガティブの2つの良い面

①リスクに気づきやすい
②ネガティブな思いを言葉で表現することで成功しやすい(エモーショナル・ディスクロージャー)

①リスクに気づきやすい
ネガティブの良い面として「リスクに気づきやすい」というのは、よく聞きますね。問題になりそうなことを察知しやすいので、回避もしやすくなります。これは、利用しない手はありませんね!

②ネガティブな思いを言葉で表現することで成功しやすい
これはエモーショナル・ディスクロージャー(感情の開示)と言われています。ネガティブに感じていることを他の人に話す、もしくはノートに書き留めるなど、外に向けて表現したことで、成績や成功率が上がった作用を言います。

これらは、リストラに遭った人達の再就職、学生の成績、高所恐怖症の克服などでも成果が出ています。

不平不満や不安などのマイナス感情を吐き出すことにより、心理面での負担が減り、ストレスが低くなった状態で、ネガティブなことに向き合えます。これが、成功しやすい要因と言われています。

べつに無理にポジティブを装わなくても良いということです。

ネガティブの力(パワー)を利用する

ネガティブを利用できそうな「おまけ技」もご紹介します。

ちょっとしたオススメ技!『〜力』

自分のネガティブなところを自覚したら、その最後に“力(りょく)”を付けてみてください

心配性→心配力
いじけやすい→いじけ力
執着しやすい→執着力
ひがみやすい→ひがみ力
怒りやすい→怒り力
など

どうですか、なんかいい感じがしませんか? なにか良いことにも利用できそうな雰囲気になりますよね。

こうやって肯定すると、ネガティブな気持ちがひとまず落ち着きますよ。

全てまとめて使ってみよう!

それでは、最初の3つの見直しも含めて、ポジティブもネガティブも両方を使った、全体的な流れをみてみましょう。

《全てまとめて使ってみよう!》

ネガティブに感じたら、まず、「ネガティブに感じても良い」と肯定してあげてください。うまく肯定できなければ、それでも良いし、肯定できない自分が嫌いと感じても、それで良いです。

今の気持ちを認識して「そうなんだね、それで良いよ」と肯定してあげてください。

肯定することで一度落ち着きます。
↓↓↓
そして、今ネガティブに感じたことを、今後、どう役立てるか考えます。
↓↓↓
上手く考えつかなければ、言葉の最後に「力」を付けてみます。
↓↓↓
不安なことがあれば、起こり得るトラブルを予想し、できる範囲で対策を打ちます(しかし、不安実現の確率から、割り切るところは割り切ってください)。

まずは、これで、ある程度のネガティブな考えは軽減されます。
↓↓↓
残りのネガティブな考えは、人に話す、日記やノートに書くなどで表現をしてください。

これで更にネガティブな考えが減ります。

あとは、普段からなにか楽しみを持って、それを充分に満喫してください。ストレスを溜め込みすぎないことも重要です。

こちらは日常をしっかり楽しんで幸せになる方法をご紹介しています↓↓↓

そして、ネガティブな考えが減れば、積極的になり、前向きに考えやすくなってきます。

そうなれば、あなたの幸せ感は増してきます。

ネガティブな考えが軽減され始めるのに、数ヶ月かかるかもしれません。長期的な視野を持って取り組んでみてください。

ポジティブにもネガティブにも疲れた人への《振り返り》

“自分の嫌いなところを肯定する”というのは、本来ネガティブな思考の人にはとてもむずかしいかもしれません。

自分の嫌いなところを肯定するのは、自分が苦しむことにつながるのでは? 嫌なところを変えられないのでは? などと考えやすくなります。

ですが、自分が前に進むためには、嫌いなところを肯定し、一度しっかり受け入れる必要があるのです。

受け入れまいとすればするほど、潜在的にその部分に集中しこだわってしまいます。

このこだわりを外すには、肯定することが役に立つのです。肯定すると、ふっと心に空白が生まれます。そこで気持ちをポジティブに切り替えるのです。

自分の気持ちや考えを全部肯定する「全肯定」は、いろんな場面で気持ちを楽にしてくれるので、ぜひ、使ってみてくださいね。

【関連記事】ポジティブでいるのが疲れたあなたへ、心安らぐ言葉・名言10選

では、今回の振り返りです。

ポジティブにもネガティブにも疲れた人への《振り返り》

〜ポジティブでいるのはもう疲れた…。けどネガティブでいるのもつらい〜
「ポジティブとネガティブの使い分け」

■3つの見直し
・ねばならない思考(理屈的で完璧主義)
・不安
・ストレス
■ネガティブを利用してポジティブになる
→ネガティブをどう役立てるか
■ネガティブの2つの良い面を知り利用する
→リスクに気づきやすい
→エモーショナル・ディスクロージャー
■総合的な利用の仕方と流れ
→ネガティブを肯定→ネガティブを利用→不安の対策→ネガティブを言葉にする→普段から趣味などを楽しむ

以上です。いかがでしたでしょうか。

あなたにとって、この記事が少しでも役に立つことをお祈りいたします。

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