
後悔というのは、とても苦しいものです。
どんなに後悔しても、過去は変えられず、その絶望感に打ちのめされます。
とはいえ、後悔には、今後のあなたの人生を意義あるものへと変える力があります。
そういうツールでもあるのです。
あなたの後悔による苦しみを癒やし、人生の教訓として成長を促してくれる言葉をご用意しました。
言葉には大きな力があります。
あなたに合う言葉が見つかりますように…。
【名言】後悔で苦しい…あなたを癒やす言葉10選

あらゆるものに程度の差があるように、後悔にも程度の差があります。本来は後悔するほどのことでもない小さなことから、一生背負ってしまう大きなものもあります。
いずれにしても、本来後悔は、その後の人生を意義深くしてくれるものです。しっかり向き合うことが大切なのです。

「もう、後悔なんてしたくない…」っていうくらい、うんざりするほど後悔しないと前に進めないこともあります。
そもそも、中途半端に立ち直っても、またすぐに後悔に戻ってしまうことが多いのも事実。
だったら一度、思う存分後悔をしてみましょう。後悔→回復→後悔→回復を中途半端にくりかえすよりは、早く立ち直れるかもしれません。

あなたが後悔する何かをしてしまったとき、直接的にも間接的にも、あなた以外のさまざまな人の希望や欲望、意思や思惑、価値観や行動などが複雑に絡んでいたはずです。
あなた自身の中にも、さまざまな意思や推測や欲求などが渦巻いていたうえ、さらに、すべての人にミスや思い違いもあるわけです。
そんな状態で、思い通りにいくなんて、考えられませんよね。いったときは奇跡です。
だとしたら、後悔する失敗なんて、当たりまえのことかもしれません。

ひとつのことに後悔をくりかえし、苦しみ続けているとしたら、たしかにそれは執着かもしれません。
執拗にこだわり、粘着し、自分を許さず憎んでいる…、そういう状態ですから、病気にもなりそうです。
執着の反対は手放すです。
苦しみから開放されたいなら、自分を許し、執着を手放す、と決める必要がありそうです。

後悔に苦しんでいるときは、たくさん弱音も吐いて、しっかり後悔すればいいのです。
中途半端に立ち直っても、すぐに後悔に引き込まれます。
十分に後悔して、「もう後悔は必要ない」と思えたら、自然に前を向き始めます。
後悔しているとき、「自分はちゃんと前を向ける、だから今は後悔してもいい」と自覚していてください。そうすれば、立ち直りが早くなりますよ。

今後悔していることは、本当にそこまで後悔しなくてはいけないことでしょうか?
自分が必要以上に執着している、もしくは、価値があると思いこんでいるだけかもしれません。ほとんどがそうです。
その自分の価値観を、徹底的に見直してみてください。
徹底的に見直したうえ、どうしても深く後悔することなら、その失敗を糧に、今後何ができるか考えてみましょう。

過去は変えられませんが、今は変えられます。
今あなたは苦しんでいます。その苦しみは、過去を悔やみ、自分を責めて、無くしてしまったものに執着しているためです。
失敗(とあなたが思っているもの)は必ず起こります。思ってた通りに成功するだけの人生は存在しません。まずはそれを認めてみましょう。
無くしてしまったものに対して、こんな考えはどうですか? 「この失敗を活かし、いずれそれ以上のものを手に入れてみせる!」
そう考えられると、執着は手放せそうです。

あなたは、今後悔していることが、とても大きな失敗と感じているかもしれません。でも逆に、そのとき上手く進んでいたら、その後、もっと大きな後悔が待っていたかもしれません。
今気がつけたことで、そのもっと大きな失敗を回避できたのかもしれません。
今後、この後悔を上手に生かすには何ができるのか。それを、じっくりと考えてみることが、あなたの人生をより豊かにすることかもしれません。


今ある後悔を活かす生き方ができたなら、今回の失敗は有意義だったと思えるでしょう。
そうなれば、そもそもこの失敗は失敗ではなく、成功(もしくは幸せ)への必要な道のりの1つだったと思えるはずです。
そう思えたら、後悔というものがポジティブなものだと捉えることができそうですね。

後悔で苦しんでいるときは、絶望感や虚無感にさいなまされ、生きる気力さえ失うことがあります。
しかし、後悔とは、より人生を豊かにできるツールの1つだと認識することで、苦しみを手放すこともできます。
そして、そのツールを生かすチャンスは、生きている限り訪れます。
とはいえ、次も失敗するかもしれません…。でも、そうやって失敗を積み重ねていくことで、最後は成功するのです。それが人生なのかもしれません。
今、あなたは生きている。まずは、それが希望そのものです。

その失敗(とあなたが考えていること)は、さまざまな条件から起きたことです。
そのときの環境や時間、自分の体調や感情、経験、認識…、直接もしくは間接的に関わった人たちの気持ちや知識、価値観…、あらゆることが重なって起きたことなのです。
もし、そのときのその条件に時間が戻ったとしても、あなたは同じことをするでしょう。
それは、必然だったのです。
それは、その経験をしなければ、次につながらないためです。なので、しっかりと次につなげていけばいいのです。
もちろん、次に成功するかどうかは分かりません。
ただし、やはり次も、積み上げるための何らかの経験をします。諦めないかぎり、必要なことを経験しながら成功(もしくは幸せ)を手に入れるでしょう。
【名言】後悔で苦しい…あなたを癒やす言葉10選【まとめ】

後悔というものは、苦しむ感情を通して、次に繋げるものを探していくツールです。
このツールを上手く使えるようになることで、今後、ゆっくりと苦しみからは離れていけるでしょう。
もし、あなたの苦しみが強い場合は、その無くしたものへの執着が強いからです。
その執着は、無意識とはいえ、自分で執着すると決めて執着したものです。なので、まずは自分の執着に気づき、ゆっくりと手放していきましょう。
そして、気持ちや考えを一新し、あらたなチャンスをつかんでいきましょう。
私達には、生きているというだけで、幸せを手に入れるチャンスが訪れるのですから、しっかりこのツールを活かしてくださいね。
では、今回の言葉・名言のおさらいです。
- クヨクヨ考えることはやったほうがいいわ。(精神科医Tommy)
- そもそも自分以外に75億人住んでいて、それぞれに希望、欲望、意思があるんですよね。もう自分の思い通りにいくなんてほうが奇跡的。(浜ロン)
- 起こってしまった事に対して執着していたら、自分が病気になる。(デヴィ夫人)
- 後悔する、弱音も吐く、だけど必ず前を向く。(田臥勇太)
- それって本当に困ること?(枡野俊明)
- 過去を変えようとせずに
今をかえること。(田中久人:最高の人生を送る8か条より) - 「あのとき、どうしてあんなことをしてしまったのだろう」という後悔の念は、「あのときの失敗を、いま気づいて本当によかった」というように変えればよいのです。(大原敬子)
- 日常生活の中で、時々失敗や後悔をすることもあります。でも本当にそれが失敗だったのか、本当に後悔すべき経験だったのかということ、その答えを”今”求める代わりに、数年後努力した後の自分自身にもう一度問いただしてみよう、と決めています。その時に「後悔すべき経験でもなかった」と思えるような生き方をしたいと思っています。(林典子)
- 【生きているだけでいい】
できることが少なくなっても
できることがある
すべて失ったとしても
生きていられる
人生はそう簡単に終わらない
できなくてもいい
生きているだけでいい
人生は何が起こるかわからない
どんなに辛いことがあっても
どんなに悲しいことがあっても
今生きていることに感謝はできる
感謝の気持ちを持ち続ける人に
幸運は訪れる
(田口久人) -
どんなに自分を責めても、そのときにそうすることがあなたの人生だったんだよ。たくさん学ぶためにね。だからそれで良いんだよ。(ぷーかー02)
あなたの心を癒やす言葉・名言が見つかれば幸いです。



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