【今日の名言】「支配したり服従したりしないで、それでいて、何ものかであり得る人間だけが、本当に幸福であり、偉大なのだ」ゲーテ

ココロの名言
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本日の名言をお届けします。今回はゲーテの名言です。

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「支配したり服従したりしないで、それでいて、何ものかであり得る人間だけが、本当に幸福であり、偉大なのだ」ゲーテ

2021年には第49回衆議院議員総選挙があり、2022年の7月には第26回参議院議員総選挙があります。

SNSが一般的になった現在では、SNS上でもさまざまな情報が飛び交い、政治家・支持者ともに、自分たちが正義と主張し合い、敵対政党や立候補者の足のひっぱり合いが始まります。メディアの報道は、作為的で偏った情報とイメージを流し続け、SNSではそれに対抗した人たちが立ち上がる。とはいえ、その対抗した人たちも、好みの情報に飛びついては、下調べなどもせず、SNSで広げはじめる…。

政治家も支持者も、たくさん素晴らしい人たちがいますが、情報自体はそんな状態なので、メディアの報道やSNS、それにともなうイメージも、うかつに鵜呑みにせずに、自分なりに精査したいですね。

なんてことを、ちょっとばかし偉そうに書いてみました、すみません……。

というわけで、今回の名言がこちら。

名言の主、ゲーテは「若きウェステルの悩み」や「ファウスト」でも有名な作家でドイツの詩人です。日本では森鴎外により広まり、日本の文学者の中に浸透していきました。

文学や詩のイメージが強いゲーテですが、実は、20代半ばから10年間ほど政治家として活動をしているのです。彼が公務についたのは、ザクセン=ワイマール公国というドイツ中部の一国。のちには宰相(現在の内閣総理大臣のような立場)にまで上りつめます。ただし、その後は芸術熱が再燃し、公職を後にします。

この言葉は政治的な分野だけじゃなく、日常でも言えそうです。支配も服従もどちらも依存です。支配の場合は下の人に、服従の場合は上の人に依存しています。どちらも他人に依存していて、それら他人が自分にどのように接するかで、自分の心情が左右されます。他人によって幸福にも不幸にもなってしまうということです。

とはいえ、良くも悪くも社会的な立場というものがあり、その中で支配や服従(言葉は悪いですが)の立場をとらざるをえないことはあります。それはそれでしかたがありませんよね。でも、支配や服従はただの立場。人としての価値とはなんの関係もありません。支配や服従以外でもそうですね。

周りの意見やイメージに惑わされずに、私が私でいる。この「私が私でいる」ことは、とてもむずかしいことですが(そもそも、何が私なのかさえわからないことも多い)、いつも、「この私は自分にとって心地よい私だろうか」と自分に問いかけることは、忘れずにいたいですね。

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