
落ち込んだときほど自分の価値を疑います。自分が情けなくて悔しくて、とても苦しみます。
とはいえ、落ち込むことは全ての人に必要なことでもあります。なぜなら、人生に必要な発見と成長があるからです。
あなたの落ち込んだ心をなぐさめ、やさしく発見と成長を促してくれる言葉や名言をご用意しました。
言葉には大きな力があります。
あなたに合う言葉が見つかりますように…。
【名言】落ち込んだとき、あなたをなぐさめてくれる言葉10選

まず、落ち込んでいるとき必要なのは、落ち込んでいる今の気持ちをしっかり受け止めてあげることです。
落ち込んだ気持ちを見ないふりして、ムリをすることではありません。一度しっかり受け入れてあげる必要あるのです。
そのための名言もご用意しましたが、まずはこちらの言葉を。

そうなんです。がっかりさせていいんです。なぜ、がっかりさせてはダメなんでしょう。人生で一度も他人をがっかりさせない人がいるでしょうか。
あなたも、たくさん他人にがっかりされられませんでしたか? してきたはずです。
ましてや、私達は自分で自分にがっかりしてしまうくらいですから、他人をがっかりさせないなんて、到底できません。神レベルです。
…いえ、神さまは、人間以上に人間をがっかりさせます。ということは、そもそもそんなことなんて考えなくていいということです。
みんながっかりしあいながら、手を取り合って生きてるんです。それでいいのです。

あなたは、今、泣いていますか?
泣いているなら、その落ち込んだ気持を十分に味わって、しっかり泣いてください。
もし、泣いていないのなら、ムリにでも泣いてみましょう! おすすめです。
映画やドラマ、漫画を見て泣いてもいいです。何かの力を借りて、ギャン泣きしてみてください。なんなら、しばらくは毎日泣いてもいいくらいです。
思いっきり泣いたあとのあなたは最強です!

ひとしきり落ち込んだら、割り切りましょう。
ダメならダメでいいんです。ただそれが起こったとき、ダメだったというだけ。それ以外の何ものでもないのです。
「自分なんて…」みたいに、自分を何の評価もする必要はありません。今の状態を絶望視する必要もありません。
多少そう思ったとしても、その思いを十分に味わったら捨ててください。
次うまくやりたいなら、次うまくやるにはどうしたらいいかを考えましょう。

負けをどう評価するかは自分しだいです。ましてや、勝ち負け自体の評価も自分しだいです。
あなたの今の落ち込んだ気持ちは、最終的に、あなたが自分を落ち込むように評価したから、そうなっているのです。自分をプラスに評価する、もしくは、とくに何の評価もしなければ、そもそも落ち込みません。
私達は、他人からの評価に一喜一憂してるように感じていますが、本当は自分がする自分への評価に一喜一憂しているんです。

他人からの評価なんてどうでもいいーーーー。って諦めたら楽になります。
もうなんか、いろんなことがどうでもいいや!って思えることは、素晴らしいことなんです。ご飯がおいしそうです。
「諦めない」こともスゴイことですが、「諦める」ってこともスゴイこと。
ムダなことを見抜いて諦める。これこそ、真の強さかもしれません。
諦めるコツは、諦めるって宣言すること。
とはいえ、それでも諦めきれずに多少はフラフラしてしまいますが、ムダなことをムダなことって認識するだけでも気持ちが楽になりますよ。
あとは、楽しいこと好きなことに精を出しましょう。

これは失敗だ、自分はダメ人間だなど、ムリに白黒決める必要はありません。
あなたが落ち込んだ出来事には多面性があります。ひとつの方向からだけ見て結論を出すのはもったいないうえに、白か黒かの極端な結論を出してしまいがちになります。
どんな出来事もすべてグレーです。いい面も悪い面もたくさんあります。

たくさん悩んだり、傷ついたり、苦しんだりしてきた人は、その分だけ成長します。その成長は、その人のかけがえのない価値になっていきます。
人は痛みの分かる人に引き寄せられます。そうなるように人生はできています。
あなたはあなたの人生を通して、自分が自分であることを学んでいます。苦しみが多いほど、大切な自分の価値を見つけやすくなります。
そうやって自分の価値を見つけ始めた人は、本人の知らないうちに他人を癒やし始めます。

夏に囲炉裏はつかわない。冬に扇子は使わない。でも、必ず使う時期がやってくる。何度も何度もね。という言葉です。
今、あなたは、自分が必要とされていない、価値がないと感じていますが、あなたが活躍する時期は必ず来ます(すでに来てるのに、気づいてないだけかもしれませんが…)。
なので、あなたは今、自分がすべきことをコツコツとやっていきましょう。失敗しながらコツコツとやっていきましょう。それが準備です。

倒れるときは、ちゃんと倒れなきゃダメです。無理してふんばると、あとでろくな目に会いません。
倒れるときは倒れて、ひとしきり落ち込んだら、ちゃんと楽になってきます。そしたらまた立ち上がりましょう。無理に力む必要もありません。
それを繰り返しているうちに、意識しなくても、立ち上がれる人になっています。
そのときには、孔子の言う「最大の名誉」を手に入れているということですよ!


あなたが今落ち込んでいることも、あなたが通るべき道であり、必然です。
意識するしないにかかわらず、この経験があなたの人生に生きてくるのです。そうなっているのです。
あなたは、「あなた自身を知る」という旅をしています。大きな感情の表出は、その旅の大きな道標です。
なので、今の落ち込みをしっかり受け入れてあげてください。そうすれば、あなたの中でしっかり生きてきます。
受け入れたら、次はその落ち込みにしがみつくことなく、前を向きましょう。
【名言】落ち込んだとき、あなたをなぐさめてくれる言葉10選【まとめ】

今回の言葉・名言はいかがでしたでしょうか。
落ち込むのはイヤですが、自分が何に価値を置き、何に動かされているのかを知るいい機会でもあります。
ぜひ、この機会に自分の内面を探ってみてください。
必要なもの、必要じゃないものが改めて見つかるかもしれません。
必要じゃないものを発見したら、「ありがとう」といって手放してくださいね。
では、今回の言葉・名言のおさらいです。
- 他人ってがっかりさせていいのよ。(精神科医Tommy)
- 涙の力はすんごいの!イヤなことがあってもスッキリ。涙と共に流されていく。(精神科医Tommy)
- ばかね、何を落ち込んでるの。ダメならダメでいいじゃない。(野村沙知代)
- もし誰かに『お前は負け組だ』と言われたとしても、『ああ、いま俺は負けているのか』くらいの軽い気持ちで考えていればいいんじゃないでしょうか。万が一にも、落ち込む必要なんてまったくありません。(蛭子能収)
- 諦めたら楽でした。(浜ロン)
- 無理に白黒つけない。(枡野俊明)
- 成功した人間になろうと思うな。むしろ、価値のある人間になろうとせよ。(アインシュタイン)
- 夏炉冬扇。(禅語)
- 最大の名誉は、決して倒れないことではない。倒れるたびに起き上がることである。(孔子)
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【突き進めばいい】
(田口久人)
何を信じてよいのかわからないこともある
どこへ進むべきかわからないこともある
涙で前が見えなくなることもある
不安でたまらないこともある
他人の目を気にしなくていい
意地を張らなくていい
誰かに助けを求めていい
どんな道にも苦しみがある
自分だけじゃない
乗り越えた先に
新しい自分が待っている
怖がらなくてもいい
今見える景色を楽しむ
焦らずに慌てずに自分のペースで進む
人生にいつかなんてない
やりたいと思ったらやればいい
答えなんて探さなくていい
正しいかよりもやりたいかどうか
自分の道を突き進めばいい
あなたの心を癒やす言葉・名言が見つかれば幸いです。



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