自己嫌悪で苦しむ日々から、抜け出したい。こんな自分から、立ち直りたい。そんなあなたのための名言をご用意しました。
【7つの名言】自己嫌悪から立ち直るために読む名言・言葉
言葉には、大きな力があります。あなたに届く名言が、みつかりますように。
「数えきれないほどの命を受けついで、自分がここにいる!? …だったら、なおさら、こんなダメな自分が苦しい!」 たしかに、そう感じます。
でも、このダメな自分は、永遠のいのちのサイクルの結果ではなく、中間地点なのです。私たちの苦しい経験も、心の遺伝子として、いのちの受け継ぎに必要なのです。今の苦しみを、多少なりとも克服しながら、今後、同じように苦しむ人たちに、その心の経験を引き継ぐのです。
自分が嫌いで、それが、とてもつらく苦しく、どうしようもできないほどなら、多少なりとも脳機能の障害が起こっています。いわゆる、「脳の認知のバグ」です。過去のストレスによって生じたものです。
あまりにつらいときは、専門家(カウンセラーなど)に助けを求めていいのです。むしろ、助けをもとめる必要があるくらいです。ひとりでかかえこむのが、ムリなこともあるのですから。
私自身も「助けてください」と言ったひとりなんですよ。
※こちら↓↓で紹介している相談窓口は、さまざまな悩みや苦しみに対応してくれます。
人にはそれぞれ、「優れている」ところ「劣っている」ところがあります。そのデコとボコを、それぞれの人で補い合いながら、人は生きています。そこに、喜びがあり、幸せがあり、成長があるのです。
現代の教育や社会は、優れていることが「良い」、劣っていることが「悪い」と定義していますが、「良い」も「悪い」もなく、ただ、それだけのこと。あたりまえのことなのです。
「私が劣っているのは、普通に事実。数字的結果。だから、自分で作ってるんじゃない!」
……だとしたら、確かに、劣っているのかもしれません。
でも、何が問題でしょうか? 劣っていることが問題でしょうか? そもそも、この「多様すぎる」うえに「ころころ変わる」価値観の世界で、完璧な人などいるのでしょうか?
誰でも劣っているところがあります。それを、みんなで補い合って生きています。それが、素晴らしいことなのです。
自分の嫌いなところを克服できるなら素晴らしい。でも、それには、信じられないくらい、時間も労力もかかります。なのに、結果がでないことさえあります。
逆に、自分の得意なこと、好きなことに、同じくらい時間や労力をかければ、その効果は100倍くらいあるでしょう。そして、その効果は、他人にも、良い影響をもたらすことが多いのです。神様は、人間を、そのように造られたようです。
自分が嫌いでしょうがないときは、とことん、自分だけが劣っている存在と感じます。人に迷惑をかけるだけの存在として、まさに人類の害虫のように感じます。そして、その考えや感覚に、心は泣き、打ちひしがれます。
でも、他の人からみると、本人が思っているほどダメではないことが、たくさんあります。似たようなことを、他の人も、別なところで、普通におこなっていることも、多いでしょう。そして、みんな「失敗した…」と落ち込んでいたりするのです。
今のあなたは、訓練の最中です。かなり厳しい訓練なので、本当に大変ですが、でも、訓練なのです。確かに、自分で望んだものではないです。でも、そのさきには、厳しさに比例する「大きな幸せ」が待っています。
今の状況を乗り越えるための認識、考え方は、たくさん溢れています。それらを使いながら、必要なら、専門家も利用しながら、立ち向かっていきましょう。
【7つの名言】自己嫌悪から立ち直るために読む名言・言葉【まとめ】
あなたの問題は、「自分を嫌っている」ことであって、あなたの「失敗」や「劣っているところ」ではありません。「失敗」や「劣っているところ」は誰にでもあって、それは利用するものであったり、あたりまえのものだったりするのです。
問題は、自分でそこだけに焦点をあて、自分が苦しむように「歪めてしまっている」ところです。事実は事実ですが(それさえも認識にまちがいがあることが多いですが)、それは、解釈しだいでどうとでもなります。
そういう「苦しむ解釈」をするようになった原因は、幼少期の環境にあると思います。ですが、結局、今、解釈をしている(もしくは誰かの解釈を受け入れている)のは「自分」です。それなら、変えることができます。
まずは、自分には「自分が苦しむように歪めて解釈する『脳のクセ』がある」と認識します。そして、自分が自分を苦しめ始めたら、それを思い出すことから、始めてみましょう。思い出すこと自体、なかなか大変ですが、それだけでも、大きな効果があります。
コメント