【今日の名言】「変えるべきなのは僕自身の運命じゃなくて、ーー僕自身なんだ」ワタル(ブレイブ・ストーリー/宮部みゆき)

つらい苦しい…
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今日の名言をお届けします。今回も前回に引き続き、小説「ブレイブ・ストーリー」の主人公、ワタルの言葉です。

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今日の名言

今回も前回に引き続き、小説ブレイブ・ストーリーの主人公ワタルの言葉です。

小説ブレイブ・ストーリーは、さまざまな受賞歴を誇る作家、宮部みゆき氏によるファンタジー小説。少年ワタルが、勇気を得て成長していく様子が、現世界とファンタジーの世界にまたがって展開されるもの。

大きな落胆や悲しみ、怒りを背負い、ワタルはファンタジーの世界へと旅立ちました。悲しい現世界を変えるために。そして、たくさんの経験を重ね、目指していた場所に辿り着いたとき、彼は悟ります。

この言葉を読んだとき、ほぼ全ての心の苦しみを、表しているように思いました。こんな短い言葉で語れるってすごいなー。

私たちは苦しいとき、自分の外に原因を探し、それを変えたいと、さらに苦しみます…。誰かのせい、何かのせい…。

この名言の中の『僕自身の運命』は、「環境」や「他人」とも置き替えることができますよね。「出来事」や「自分の身体」でもいい。自分の内面以外のこと。…でも、幸せは、自分の心で感じるもので、自分の内面にあります。だから本来、心が幸せを感じるためには、「自分の外側」を変えるのではなく、心の住居である「自分の内面」を、心地良い環境に変えなくてはなりません。内面が快適で、心が幸せなら、外が嵐でも、あまり影響はないのです。

でも、そんな状態になるのはむずかしい…。やはり、外のことは、たくさん影響してしまいます。だから、心を守るために、環境を変えることが必要なこともあります。

そうやって、心を守るために試行錯誤する。外と内を一生懸命見直す。…私たちは、今後もずっと、苦しむ度に、心と向き合い、幸せを探しながら、四苦八苦して生きていくんだろうなー、と思っています。

世の中には、感情に理性がとらわれ、心と向き合うことなく、苦しみ、壊れていく人たちが、たくさんいます。そんな中、私たちは、感情から理性を取り戻し、心や自分の内面と向き合える時点で、もう充分、幸せなことかもしれません。

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