自分が自分勝手だと気づいたとき、もしくは、気づいているのにとめられないとき、私たちは、自己嫌悪で、とても落ち込んでしまいます。
ましてや、特に自分では、何もしていないつもりなのに、他人に自分勝手と言われてしまい、落ち込むことさえあります。
自分が嫌いで嫌いでしょうがないとき、自己嫌悪で苦しいとき、そんなときのために、名言をご用意しました。
名言に学ぶ:自分勝手な自分が嫌いなときに読む7つの名言・言葉
言葉には、大きな力があります。あなたに届く名言が、みつかりますように。
あなたが、自分勝手だ、と感じることをしてしまったのは、それだけ、あなたの想いが、強かった裏返しかもしれません。
それが、良いとか悪いとかではなく、あなたの心の訴えが、そこには、あったのです。
それは、より幸せになりたい、という欲求であり、あなたが生きているという、証拠でもあります。
あなたには、たくさんの「強い想い」があるのかもしれません。「満たされない欲求」があるのかもしれません。
それらの想いや欲求が、自分の思う通りには表現されなかった、もしくは、受け取ってもらえなかったために、苦しんでいるのです。
そして、それを、自分勝手だと感じ、傷ついています。
そんなあなたは、自分の心の奥の、強い想いに翻弄された、優しい人なのです。
自分を「自分勝手だ」と責めてしまうあなたは、優しい心の持ち主です。反省することを、忘れてはいません。
だから、いずれあなたは、自分の経験をもとにして、他人を思いやることができるでしょう。今の自分の、悔しさや悲しさが、相手を思いやるための、原動力になります。
そうなるためには、感情に巻き込まれずに、常に冷静に、自分の「価値観」「心」「感情」を、分析することが大切です。それが、他人を理解するための、教科書になります。
誰でもそうですが、他人の気持ちや価値観が、わからないことがあります。価値観が違いすぎて、わからないのです。自分では、好意のつもりでしたことが、相手には「自分勝手な行動」ととられることさえあります。
相手のことを理解しよう、と努めるのは大切なこと。でも、すべての状況で、理解することはできません。
努力をする一方で、「できないことはできない」と諦めることも、必要なのです。
自分勝手に思える行動も、その奥底では、自分の持っている「価値観」への強いこだわりが、原因になっている、ことがあります。
自分の価値観にとらわれて、相手の状況や価値観を考慮する余裕がなくなってしまう、もしくは、気がつかない…。
でも、その自分の価値観を冷静に見てみると、「実際はどうでもいいようなこと」だったりします。本来は「なぜその価値観にこだわってしまうのか」が、重要なのです。
あなたには、あなたなりの、上手な他人との接し方、があるはずです。それは、今のあなたが描く「理想」とは違うものだと思います。
あなたには、優しさがあります。今はそのせいで、自分を責めてしまいますが、まずは、その優しさを自分に向けましょう。そして、自分の奥底にある、気づきにくい心の欲求、をみつけるのです。
それをみつけるために、あなたは今、失敗(自分勝手だと感じること)をしているのです。自分の奥底にいる本当の自分が、見つけてほしい、と待っているのです。
人を傷つけてしまった、人に迷惑をかけてしまった。それが、あなたが苦しんでいる、根源だと思います。それは、たしかに苦しいことです。でも、やはり、誰にでもあることです。
あなたは、心の優しい人です。でも、他の人と同じように、今後も、意図せずとも誰かを傷つけ、迷惑をかけるでしょう。
だから、優しさと努力は忘れずにいながらも、「満点は取れないんだ」と自覚してください。そうやって、気持ちに折り合いをつけていきましょう。
【7つの名言】自分勝手な自分が嫌いなときに読む名言・言葉【まとめ】
自分は自分勝手、と苦しんでいる人は、攻撃的になってしまう人と、そうではない人がいます。
どちらの人も、コントロールできない自分と、本来持っている優しさ、との間で苦しんでいます。そして、どちらの人も、自分では気づきにくい「癒えていない傷」が、心の奥底にあります。
まずは、その傷をみつけましょう。そして、コントロールできない自分の正体を理解し、そのまま、受け入れてあげてください。
受け入れることで、少しずつ余裕ができ、少しずつコントロールできるようになっていきます。
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