不安や心配というのは、とても辛いものです。強いストレスが生じ、何も手につかなくなり、最後には、病気になってしまうこともあるほど。決して、軽視してはいけません。
そんな心を落ち着かせるために、以下の2つの面から、言葉を探してみました。
・あなたの不安についての認識
・効果あるアプローチ
あなたに合う言葉を見つけて、不安や心配を解き放ってください。
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心を落ち着かせ、不安や心配に対処する10の言葉とノウハウ
言葉には大きな力があります。あなたに届く名言が、見つかりますように。
・およそ惨めなことは… セネカ
私もそうですが、ほとんどの人が、こうなっています。
まだ、どうなるかわからないのに、ネガティブに解釈し、そうなると信じ、不安に感じます。これは、「あえて、不安になるように解釈している」ということでもあります。
でも、不安に焦点をあわさずに「幸せ」や「喜び」「楽しみ」に焦点をあわせる「選択」もできます。「なんとかなる」と選択することもできます。
最近、よく聞く「今ここ」とは、今、「目の前」にある、「幸せ」や「喜び」「楽しみ」に焦点を合わせることです。いつも幸せそうな人は、これが出来ているんですね。
「不安」以外の選択肢もある
・恐ろしいと思えば… 箱田忠昭
「お化けが出るかも知れない」と思ったら怖くなります。「そのお化けは、特に怖いやつ」と思っていれば、もっと怖くなります。でも、実際に出てみたら、かわいいかもしれません。ましてや、そもそも出ないかもしれません。
「先入観」を持ってるうえに「悪く予測」をし、それに「恐怖」を感じているだけなら、どんな意味があるのでしょう。意味があったとしても、むしろ「害」の方が大きい。だとしたら、そんな行為を続けるよりは、「別な方向」に意識を向けることのほうが、得策かもしれません。
もし、お化けが出て怖かったとしても、ただそれだけかもしれません。他に害が無いのなら、いずれ、慣れちゃいます。
「先入観」+「悪く予測する」ことで恐怖を感じているのは「害」
・不安の92%は… アール・ナイチンゲール
この割合は「92%」とか「94%」とか、いろいろ言われています。いずれにしても、不安に思っている大半は「起こらなかった」という検証結果です。
「ほとんど起こらないこと」に不安を感じて「不幸」になっているなら、考えない方が良いですよね。心配している時間が、もったいなく感じます。
だからといって「不安に思うな」という訳ではありません。「不安に思ったもので、実際に実現しそうなものには『対処』する。対処できないものは、割り切る」という考え方の方が、現実的です。
ちなみに、実際、なんらかの対処した方が良い割合は、全体の20%程度だそうです。
不安で実現確率が高いもの(20%)は対処してしまう
・人の世に、道は1つ… 坂本龍馬
不安には「ねばならない」思考がついてまわることが、多くあります。自分が選択した「やり方」でなければならない。選択した「結果」でなくてはならない。選択した「道」で無くてはならない…。
これは「手段」と「目的」が入れ替わっています。「到着」することが目的なのに「道」や「乗り物」にこだわりすぎているのです。その「道」や「乗り物」に不安があるなら、別の「道」や「乗り物」を使えばいいのです。
人の最終目的は「幸せ」です。到着先は「幸せ」です。どんなかたちでも、最後に「幸せ」になれればいいのです。
その道が不安なら、別な道を行く
・友達に好かれようなどとは思わず… 岡本太郎
「人から嫌われたらどうしよう」という不安は、誰にでもあります。嫌われたくないです。
でも「他人の判断」に「自分の基準」を合わせてしまうと、「不安」につきまとわれます。結局、自分では、どうしようもできないからです。
なので、「自分」に軸を置いて「自分」が「どう感じるか」を基準にします。そうすれば、幸せが増えます。「好かれなくていい」と、自分の足かせを外すと、幸せになりやすいのです。「他人」の判断は「他人」に任せておけばいいのです。
人の判断ではなく、自分の気持ちを基準にする
・自分が避けているものが何であれ… ウェイン・W・ダイアー
「不安なものには、具体的に対処した方が良い」というのが、この言葉の意味ですね。実際、思い悩むことには、ある程度、手を打ったほうが楽です。
たとえば、不安なことを書き出し、「対処できるもの」と「対処できないもの」に分けます。「対処できるもの」は「緊急」と「重要」で分けて、「重要度」の高いものを優先して対処していきます。
これだけで、かなり不安が解消されます。
「重要度」の高いものから優先的に対処していく
・閉ざされたドアの向こうに… Mr.Children
不安は「未来」に対して抱きます。そして、たしかに「未来」は「良いこと」ばかりではありません。ましてや「何かを成しとげたい」と思っているなら、尚更、いろいろあります。
でも「悪いこと以上に、良いことがある」と思えるから、挑戦をします。ということは「悪いこと」も前提なのです。そう考えると、不安はあたりまえ。不安でいいのです。
挑戦は、今後も続きます。だとしたら、その不安も、楽しめるようになりたいですね。
不安の先の「喜び」に目を向けましょう。「前」を向き続けましょう。
不安はあたりまえ。その先の「喜び」に目を向ける
・悩むことなどなんにもないよ… ひろはまかずとし
「考えすぎる」と混乱し、余計に、不安になることがあります。その大半が、考えてもどうしようもないことだったりします。
不安に対処するために、一番良いのは「悩まない・考えない」ようにすること。その、もっともシンプルな方法は「今すべきこと」に集中することです。
だとすれば、今は「いつもの一歩」を踏み出せばいいのです。そして「今日すべきこと」をしっかりこなしましょう。
「今すべきこと」を、しっかりこなしていれば、いずれ、時間が回答を届けてくれます。
今すべきことに集中する
・どうにかなる。大丈夫… カンニング竹山
たくさん経験を重ねた人は、「なんとかなる」ことを知っています。特に、失敗を多く重ねながら成功した人ほど、そう言います。だから、まずは、今をしっかり生きること。
あなたの「幸せ」はなんですか? 答えは「頭」ではなく「心」にあります。「頭」が考える「不安」や「心配」に焦点をあてるのではなく、「心」が感じる「幸せ」に焦点をあて、大切にしながら、毎日を過ごしてください。
そうすれば、心配ごとや悩み事は、どうにかなります。大丈夫です。
「心」が感じる「幸せ」を大切にする
・時には、誤魔化していく… 山田ルイ53世
あまりに不安がひどいときは「逃げる」ことも必要です。
まずは、できるだけ信頼できる人に「相談」してください。あなたの不安を解ってくれる人です。なぜなら、自分ひとりで判断して逃げた場合、「逃げた」ことに対して、「更に不安になる」からです。
もちろん、自分で判断し、それで上手く対処できそうなら、それで構いません。
「逃げたらいけない」「逃げられない」は単なる思い込みです。いろんな状況に対し、専門の相談機関があります。あなたを助けてくれる人はたくさんいます。
※こちらは誰でも相談ができる専門の期間です。苦しいときは、ぜひ相談してみてください。
「逃げる」ことが必要なときがある
心を落ち着かせ、不安や心配に対処するための【まとめ】
では、不安や心配に対処するために必要な要点とノウハウのまとめです。
「不安」以外の選択肢もある
「先入観」+「悪く予測する」ことで恐怖を感じているのは「害」
不安で実現確率が高いもの(20%)は対処してしまう
その道が不安なら、別な道を行く
人の判断ではなく、自分の気持ちを基準にする
重要度の高いものから優先的に対処していく
不安はあたりまえ。その先の「喜び」に目を向ける
今すべきことに集中する
「心」が感じる「幸せ」を大切にする
「逃げる」ことが必要なときがある
いつも、不安を感じる「考え方」をしていると、その脳の回路が強化され、思考より「不安感」が優先されます。「理由もなく」不安感が発生し、その不安感に「理由」を「後づけ」するのです。
これが、強くなると「病気」です。私自身が、この症状で、とても苦しみました。この不安感は、最終的に「死」と直結します。とても、恐ろしい体験をしました。だから、あなたに、不安に晒されたままになってほしくないのです。
生きている以上、不安を感じることはあたりまえですが、不安をそのままにせず、「考え方」で対処してください。そのコツが、今回の記事でご紹介した内容です。
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