小さい頃からずっと自分が嫌いだった…。自分の何もかもが嫌いで、苦しくて、悔しくて…。
そんな、自分に傷つく苦しい日々を送るあなたに、名言をご用意しました。
【7つの名言】自分が大嫌い…自己嫌悪の日々に読む名言・言葉
言葉には、大きな力があります。あなたに届く名言が、みつかりますように。
人間なら誰でも「人より劣るダメな部分」があるのです。そして、誰でも、自分のダメなところは、とても大きく感じてしまいます。ましてや、昔からずっと自分を嫌っていたなら、より強く感じるでしょう。
それは、「昔から常に、強いストレスを感じていた」ということでもあるので、そのために、ますます、がまんや理性的な行動などを、取りにくくなってしまうのです。
自分が嫌いで、いつも自分に傷ついている…。「ダメな自分」に傷つき、「他人に優しくできない自分」に傷つく。それでも、あなたは、優しい人なのです。
優しくない人なら、自分に傷つきません。すべてを、本気で「他人のせい」と思い込みます。
人は、自分に優しくできる分だけ、他人に優しくできます。あなたは、本当は優しい人なのですが、今は、その優しさを、自分に向けることができません。だから、他人にも優しくできないのです。
自分を嫌うのは、他人と自分を比べているから。そして「あんなこともできない」「こんなこともできない」などと、自分の「できないところ」にしか目を向けない「クセ」がついているのです。
おそらく、そのクセは、あなたのせいではありません。幼少期の環境に、問題があったのだと思います。
でも今は、自分で自分を変えるしかありません。変えるためには、自分の「ダメなところ」も「いいところ」も、評価せずに受け入れる。そして「ただそうなんだ」と認識する。それが必要です。
他人と自分を比較して、自分の悪いところを探すのは、とても簡単です。とくに、ずっと、そうやって生きてきたなら、なおさらです。
「人を見下すクセ」がある人は別にしても、自分からみて他人というのは、たいてい、優れているように見えます。みんな同じです。
だからといって、他人にはなれません。もし、なれたとしても、他人からは見えないその人の苦労を、背負うだけです。
私たちは、幸せになるために生きています。「優れている」というのは、幸せへの近道にみえます。でも、実際は、そうではありません。
世の中で「成功」をしている優れた人たちは、「幸せ」を感じている人が少ない、という研究結果は、すでに有名です。
なので、「優れていれば幸せになれる」は、あなたの勝手な思い込みなのです。
ましてや、「他人はみんな優れている」も、あなたの思い込みです。誰でも「優れている面」があり、「ダメな面」があるのです。それだけなのです。
あなたは、他人と自分を比べ、「自分のダメな面ばかりをとらえるクセ」がついています。自分と「こうあるべきだ」という理想とを比べ、自分を責めるクセがついています。
もし、今のあなたの嫌いなところを、すべて解消できたとしても、かならず、新たな、自分の「嫌いなところ・ダメなところ」を作りだすでしょう。
…そんな「『自己苦』生産マシーン」である自分から抜け出すためには、今のダメな自分を、「それでもいい」と受け入れることが必要です。
受け入れられるようになってから、次に、自分の好きなところをみつけていくのです。意外と「自分のダメなところ」のほうが、好きになったりしますよ。
人は、
自分を受け入れた分だけ、人を受け入れられます。
自分を認めた分だけ、他人を認められます。
自分を信じた分だけ、他人を信じられます。
自分に優しい分だけ、人に優しくなれます。
もし、努力して、自分の嫌いな部分を克服しても、嫌いな自分を受け入れていなければ、「以前の自分と同じような人」を嫌い、「自分を責めたときと同じように」その人を責めるでしょう。
そして、そういう自分を、嫌いになってしまいます。
【7つの名言】自分が大嫌い…自己嫌悪の日々に読む名言・言葉【まとめ】
あなたが自分を責めるのは、「脳のクセ」です。その「脳のクセ」は、「親(もしくは、親に匹敵するような影響力のあった人/人たち)」が原因と言われています。なので、あなたのせいではありません。
でも、だからといって、現状が変わるわけではありません。この苦しみは、自分で克服するしかないのです(カウンセラーなどの専門家に協力してもらうことも大切)。
自分で克服するには、こう認識することが大切です。
「自分のすべてが劣っているように感じるのは、脳のクセ。実際の現実ではなく、ただの解釈。誰でも劣っているところはあるので、もちろん、私にもある。でも、それが「私の価値のすべて」ではない。「すべて」のように感じるのも、劣ってるのを嫌うのも、脳のクセなんだ。…劣ってる自分も悪くない」
本当は「劣っている」も「優れている」もないのですが、人にはそれぞれ、デコとボコのところがあるので、その組み合わせで、人間の関係もなりたちます。だから、「劣っている」ところがあってもいいのです。あたりまえのことですから、何も問題はありません。
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