孤独を感じて辛い気持ちを癒やす具体的な方法

ココロのノウハウ
この記事は約9分で読めます。

いつも孤独感を感じてしまう、定期的に気持ちが沈んでつらい、自分は孤独なんだ、分かってくれる人がいない、信頼できる人がいない、誰からも必要とされていない、こんな自分が嫌い、消えてしまいたい、自分はなんで生きているんだろう…

こんな考えが頭を回り、孤独の悲しみや苦しみになすすべもない…。

そんな孤独を強く感じる私たちは、その苦しみからどのように逃れればよいのでしょうか。

スポンサーリンク

そもそも孤独ってなに?

孤独とは感覚です。

辞書から抜粋すれば「精神的なよりどころとなる人や、心の通じあう人などがなく、さびしいこと」(Webio辞書)

これは、言いかえるなら、“依存”したいときに、依存できる人がいない、ということです。

孤独な自分には価値がない…

人との親密さに強く憧れる、そして、それがない今の自分に心から失望する…。孤独感の強い私たちは、それを何度も繰り返してきました。

そんな孤独感は、周りに人がいてもいなくても感じます。たとえ、誰かと遊んでいても、複数の人の中にいても、会話をしていても、笑っていても感じるときは感じます。心を通い合わせられる人、自分の気持を分かってくれる人、自分を大切に思ってくれる人、そんな人はいない。

複雑な心境に揺れ動きますが、最終的には自分を責め、自分が価値のない人間だと落ち込みます。その苦しみはとても強いので、心の病と言えるほどのものです。

今後の人生感にまで影響し、絶望している人さえ少なくありません。

なぜ孤独感を感じるのか

この苦しみの根源は、自分を価値のない人間と考えてしまうこと。それはとてもつらいものです。だから自分なんていなくなればいいと考えてしまう。

でも、いなくなるなんて簡単なことではありません。すべきでもない。生きなくてはならないのに、自分には価値がないと思っている。生きていくには、みっともないし、はずかしいと感じる。そんな状態が苦しくないはずありません。だから、苦しいのは当たり前です。

では、この「価値のない自分」とは何でしょうか。なぜこのように思うのか。

それは、子供時代の経験(特に学校)に原因があることが多いようです。他人との比較、競争、勝ち負け、他人はみんな優れていて、自分は劣っている、そんな比較に加え、人に無視され続けた、仲間外れにされた、更には親から無価値だと言われ続けたなど、認めてもらいたくても認めてもらえなかったストレスが長く積み重なり、トラウマのように脳(特に扁桃体と海馬)に影響しています

現在はある程度大人になりましたが、その価値観が今もしっかり残っており、他人に認められる人、信頼される人、好かれる人は優れていて価値がある、誰も認めてくれない自分には価値がないと感じたままです。

そして、価値のある人は孤独ではなく、あんな生活をして、こんな気持で楽しく暮らしているだろうそうではない自分はとても惨めで悲しいと考えます

無価値な自分を誰のせいにもできず、自分を責め続ける。自分に自信がない、だから人が怖い、自分を認められないから、将来への希望なんてない。ストレスの影響でエネルギー不足、だから無気力、趣味などない。

では、この苦しみにどのように対処していけばよいのでしょうか。

孤独感に向き合い対処するには

先程も書きましたが、孤独感が強すぎて辛いのは、トラウマに似たような状態が脳にあるからです。

かつての記憶から、様々な状況に応じて脳が強く反応し、苦痛になるほどの孤独感を解き放ちます。これは長い時間をかけて脳自体がそのように変化したものなので、なかなか抵抗できるものではありません

思考も感情も孤独をとてもネガティブに捉えているので、さらに歯車が噛み合い強固になり、苦しみも倍増します。 なので、この全自動の動きに逆らうのは難しい。スイッチがあればオフにできますが、わかりやすいスイッチがない。

ではどうするのかというと、まずは一時的でも脳を落ち着かせる脳は激しく反応している時間が多ければより反応しやすくなり、少なければ反応しにくくなります。時間はかかりますが、この落ち着いた時間をたくさん作ることで、脳は激しさが緩和され、穏やかな状態に移行しやすくなります。

そのためにすること。それは、孤独に対する「苦痛」という印象を、「苦痛ではないもの」に上塗りすること。では具体的に説明しますね。

孤独に対する認識を変える

孤独の苦しみは、”悲しさや寂しさ”という『感情』に、”孤独は悪で自分は無価値”という『思考』が歯車を合わせ、より強固に回転したものです。

この歯車を外すには『思考』を切り替えます。『感情』はこの『思考』の切り替えによって替わります。思考を楽になるものに替えることで、感情をコントロールしやすくなるのです。さらに、何度も繰り返すことで、孤独に対する印象を上塗りしていきます。

では、印象を上塗りする考え方や手段をご紹介します。

1.孤独を感じるのは普通のこと

私は友人やパートナーがいない、家族とも絶縁、だから孤独で苦しい。そのとおりです。これはとても辛い…。

では、なぜそれが辛いのかというと、「友人やパートナーがいる人は『幸せ』で、『孤独なんて感じない』だろう」と考えているからです。

もし、信頼できる家族や仲の良い人がいたとしても、日々のちょっとしたすれ違いに、強い孤独感を感じることがあります。たくさんの人と楽しく遊んでいる最中でさえ感じます。いつも人に囲まれていても、孤独じゃないとは限らない

孤独は自分が理解されていないときや認めてもらえないときに感じるものです。だから、誰でも感じます。普通のことなんです。ただ、それをとても強くネガティブに感じてしまうだけなのです。

だから、友人やパートナーがいる人がうらやましく思えても、そういう人が本当に幸せかどうかは別な話で、自分の空想かもしれないと認識しましょう。

それに、他人のことを100%理解し、共感できる人は絶対にいないので、孤独を感じなくなることはありません。

2.一人でいることは悪いことではない

孤独であるということは、人に認められていないということ。だから孤独は自分が悪い結果で、孤独である自分は無価値だ、という思考に苦しみます。

では、世の中には人付き合いを嫌い、一人でいることを好む人がたくさんいますが、この人達は無価値でしょうか? 無価値ではぜんぜんありませんよね。

一人(もしくは一人に感じること)はただの状況で、それを喜ぶ人もいれば、苦しむ人もいる

『一人』に悪い意味を持たせれば、『孤独』になります。いくらでも悪い意味を持たせることができますが、それは自分でそう意味づけしているだけです。自分が自分を苦しめる思考をしているのです。

一方、その孤独感をバネに、自分のしたいことを成し遂げる人もいます。そういう利用のしかたもできるもの。

孤独に感じれば辛いですが、『一人』が『自分が悪かった結果』ということでは決してありません。

あなたは何も悪くありません

3.自分の孤独感と向き合ってみる

では、なぜ自分はこんなに孤独に感じ、苦しく感じるのでしょう。それを知るために、自分の孤独感を掘り下げてみましょう。

孤独感を感じた時、何が原因なのか、自分にはどんな価値観があるのか、それらに付属する感情はどんなものか、を掘り下げてください。

それらを決して良し悪しで価値付けしない。そんな風に感じたらダメだとかは一切なしです。そう感じたんだからそれでいいのです。ただそうなんだなぁと認識します。

余裕があれば、その見つけた感情を子供として人格化して抱きしめてあげてください。これは、余裕がなければしなくても大丈夫。

大事なことは、そのままの感情や価値観を受け入れること、ただそうなんだと客観的に捉えられるようになることです。これだけでも、歯車が外れることが多くあります

4.孤独を解消するために何か行動できるだろうか? たぶん、何もできない

自分が一人で孤独でイヤだ思うなら、信頼できる仲間をたくさん作れば良いのです。

思い切ってイヤというほどトライしてみる! なんらかの集まりに積極的に参加して(ネットでもOK)、たくさん話しかけてみる、誰かを誘って遊びに行き、その人を楽しませる。職場や近所の人に笑顔でたくさん声をかける、誰かの話をたくさん聞いてあげる…。どうでしょう。すっごく疲れそうです…。たぶん、よほどのツワモノじゃないとできません。

孤独が辛い人は、他人との親密な関係に憧れつつ、人とのコミュニケーションが苦手。自分に自信がないうえに、人が怖い、心を許すことがとても怖い。そもそも、人といることに疲れてしまう人です。

だから、やればすっごい疲れます。孤独で苦しむ人同士が仲間にならないのも、それが理由です。

それでもめちゃくちゃ行動し続けて、心身ともに疲れ果ててみる。そうなれば、あ、一人ってすごく楽だー、と思えるかもしれません

※大変すぎてなかなかできませんが、実際やってみたら信頼できる仲間ができて幸せになった! なんてことが起こるかも。それはそれで良いことですね。

5.孤独でもいい、そのうえで何ができるか

独感は誰にでもあります。孤独に感じない人たちは、孤独感はどうでもよかったり、特に苦しいと感じていないだけなのです。

私たちは、人とのつながりに強く憧れを感じるので、孤独に苦しさを感じます。でも、憧れない人も多いことを考えると、一人でいることは決して悪くはないのかもしれません。

それでも人との繋がり求めるのなら、4.であげたことを適度にやってみるのも良いですし、笑顔でいる時間を増やすだけでも良いです。それだけでも人は寄ってきます。ただし、今の自分のままでは、人が寄ってきても苦しくなるだけかもしれません。

それなら、自分の好きなこと、夢中になれることを探して、それをたくさん楽しむことをオススメします。趣味とか大げさなものではなく、ゲームでも、映画でも、アニメでも何でもかまいません。ワクワクする自分をさがして、それをたくさん楽しむ。

簡単なようですが、意外と難しいですね。ワクワクする自分がなかなかいない。だったら、自分のこのワクワクする気持ちを発見することから始めてみては

一人でも人生を楽しむことはできます。

孤独を感じて辛い気持ちを癒やすには【まとめ】

先に孤独とは「依存できる人がいない」という意味だと書きましたが、他人が自分のことを100%理解し共感してくれない限り、特定の人への依存には必ず強い苦しみがつきまといます。そして、他人が100%理解してくれるなんてありえない。

だとしたら、孤独じゃないことにこだわる必要はないのかもしれません。

孤独でも、自分の人生を楽しもうとあなたが思えたとき、あなたの人生は変わります。内緒ですが、実は自分の人生を楽しんでいる人に、人は寄ってきます。でも、それを期待してしまうとまた孤独感に苦しむので、そんなことはさておいて、自分のワクワクする気持ちを大切に毎日を過ごせれば、それで充分に幸せになれます。

※こちら↓↓はこの記事の内容を名言とともに紹介したものです。

ぜひこちら↓↓のカテゴリーから他の記事も読んでみてくださいね。

【ココロの名言】心に染みる名言を厳選して集め、名言とともに心の問題の解決に取り組んでいます↓↓

【ココロのノウハウ】様々な心の問題を解説し、対処方法をご紹介しています↓↓

【うつ病の世界】長い間自分が経験したうつ病の不思議な世界をじぶんの言葉でご紹介しています↓↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました