
不安で気持ちが落ち着かない。心配が頭から離れない。
気持ちが焦り、時間が歪み、憂鬱でなすすべがないとき、そんなときに気持ちを落ち着けてくれる名言や言葉をご用意しました。
・名言や言葉
・心を癒やすノウハウやメッセージ
【名言とノウハウ】不安な気持ちを落ちつかせる7つの言葉

言葉には、大きな力があります。あなたに届く名言が、みつかりますように。
・不安はあなたに… チョン・ドオン

不安は苦痛ですが、不安が無いと私たちは警戒をしないので、おそらく生きてはいられません。実際、不安は必要なもの。不安は私たちが快適に生きていくための「危険お知らせブザー」であり、不安があるからこそ、リスクに対する配慮や準備ができるのです。
だから、不安であることには問題ありません。あとは、その不安が適切かどうかをゆっくり見極めればいいのです。
不安は人類の味方
・今自分を悩ませている… 精神科医Tomy

不安は生きるために必要なものですが、けっこう苦痛…。なのに、頻ぱんに「暴走」します。暴走した不安は、あちこちから小さな不安の種を見つけては、よけいな装飾を飾り付け、立派な不安として煽ります。
不安な本人は、不安には根拠があると信じています。でも、よけいな装飾を剥がすと、実際は、たいしたことがないものが多いのです。実際、不安の9割が実現しないと言われています。
よけいな装飾を剥がすと、それほどたいした不安ではない
・悲しみを共有… マーサ・ヒックマン

「ひとりじゃないんだ」って思えると、私たちはホッとします。安心できる友達や家族と一緒に過ごしたり、話をしたりするだけでも、落ち着く効果があります。ネットなどで、自分と同じような人を見つけ、その人の話しを聞いたり読んだりしても、気持ちが落ち着きます。
まずは、何をするにしても、一度、気持ちを落ち着けましょう。そうすれば、冷静に自分の不安を分析できます。
「ひとりじゃないんだ」と思えると、ホッとする
・何もしないと… 田名綱敬一

不安なときは、よけいな心配が頭をぐるぐるまわるものです。そんな「ぐるぐる」状態になったときは、集中できる何か別なことを探しましょう。
まず、何か手の打てるものがあるなら先に打ってしまい、打てないものはあきらめる。そして、仕事でも、趣味でもかまいません。頭を釘付けにできるものを探して、夢中になってみてください。
不安なときは、あえて別なことに集中する
・ところで… ノーマン・ビンセント・ピール

不安を解消するための最も良い方法は、その不安の対象に手を付けることです。まずは、小さなことから手を付けてみましょう。
まずは、スマホを開いてみる。その対象のことを調べてみる。自分と同じような人が行ったことを調べてみる。ひとつひとつ、ゆっくりでかまいません。少し進んでは休む。それをくり返してみましょう。そんな小さな感じがおすすめです。
不安の対象に対し、小さなことから手を付けてみる
・自分はできる… 中野信子

不安が強く、気持ちが落ち着かないときは、ムリに不安をはねのけず、その不安を整理してみましょう。おすすめの整理方法は以下の2つ。
① 自分で書き出し整理する
② 信頼できる人に話を聞いてもらう
①は、箇条書きなどで、もれなく不安を書き出し、翌日以降に自分で回答を書きます。効果ありですよ。
②は、不安の内容を人に話すことで、不安の整理につながります。冷静な回答がもらえたなら、なおさら効果ありです。ただし、相手への依存に気をつけて。
不安を書き出したり話すことで、不安の整理をしてみる
・お手本のイメージ… マーサ・ヒックマン

自分が背負えないほどの重荷を背負うと、不安になります。しかも、意外と自分からムリに背負っていることも多いものです。
私たちは、思いの外、世間の常識とか他人の目などを気にして、自分に合わない価値観で自分を縛りつけています。自分にできないことに責任を持とうとしたり、誰かの責任を背負おうとしたりするので、必要以上の不安とストレスを抱え、苦しみ、疲れるのです。
必要のない不安を追い払うには、自分が持てる重荷の量を知ること。まずは、それが大切なのかもしれません。
自分が背負えないほどの重荷は、できるだけ手放す
【名言とノウハウ】不安な気持ちを落ちつかせる7つの言葉【まとめ】

まずは「POINT」のおさらいです。
不安は人類の味方
よけいな装飾を剥がすと、それほどたいした不安ではない
「ひとりじゃないんだ」と思えると、ホッとする
不安なときは、あえて別なことに集中する
不安の対象に対し、小さなことから手を付けてみる
不安を書き出したり話すことで、不安の整理をしてみる
自分が背負えないほどの重荷は、できるだけ手放す
不安が強いときは、自分では気が付かずに「不安でなくてはいけない」とか「不安でなくてはおかしい」と考えていることがあります。
私自身も、うつ病の影響で強い不安症状に苦しんだのですが、さんざん苦しんだのに、いまだ「不安でなくてはいけない」と考えていることに気がつくことがあります。
もし、気がついたときは、その考えを一度捨ててください。そして、不安じゃなくていいと自分に言い聞かせてください。
不安は必要なものですが、苦しくなるほど持つ必要なんてありません。不安を見極め、利用したら、あとは捨てて構わないのです。
※こちらはカテゴリーです


- 【名言とノウハウ】心が強くなりたいのになれないあなたへ
- 【名言とノウハウ】自分を傷つけた相手が許せないあなたへ
- 「繊細で傷つきやすい…」毎日が生きにくいあなたに知っていて欲しいこと
- 「疲れた…もう頑張れない…」それはすでにあなたの心が拒絶している状態
- 【名言とノウハウ】傷ついて心が張り裂けそうなあなたへ
- 不安はあなたに行動を起こさせる大きな原動力です。 無理に追い払おうとしないでください。(チョン・ドオン)
- 今自分を悩ませているものは、本当に必要だろうか?自分で作っていないだろうか。(精神科医Tomy)
- 「自分はできる!」と思えればいいが、そうでない場合は、「できる!」と思い込もうとしないほうがよい。不安を書き出したり、信頼できる人に相談することが重要。(中野信子)
- 悲しみを共有できるあなたとなら、ともに安らぎと休息を見いだせる。(マーサ・ヒックマン)
- 何もしないと人間色んなことを考えるから不安にもなる。(田名網敬一)
- ところであなたが恐がっているものは何だろうか。あなたが引き止めているものは何だろうか。前方をさえぎっているものはなんだろうか。それをやってみることだ。(ノーマン・ビンセント・ピール)
- 勝手に抱いている「お手本」のイメージに合わせようとして、自分を追い詰めるのはやめよう。ありのままの自分でいる強さこそが、私の強さ。(マーサ・ヒックマン)
コメント