
悲しい出来事に心が翻弄され、どうしていいか、分からなくなることがあります。
そんなときに、あなたをなぐさめてくれる名言や言葉を、ご用意しました。
【7つの名言】悲しみでどうしていいかわからないときに読む名言・言葉

言葉には、大きな力があります。あなたに届く名言が、みつかりますように。

悲しみが溢れ出し、夜の濃霧のように地表のすべてを覆い、月も星も、ただそれを見守ることしかできない…。でも、他の人達には、その濃霧の本当の深さに、気が付かない…。
まるで、今のあなたの悲しみのようです…。

今は、悲しみをしっかり感じましょう。十分に、今の悲しみに向き合いましょう。
その悲しみのちからは、あらがえないほど、強く感じるかもしれません。いつまでも、去らないように感じるかもしれません。でも、かならず、和らぎます。そして、受け入れられるようになります。
そうなったとき、あなたの優しさに、深みがでます。そして、その深みは、瞳に宿ります。その、あなたの深い瞳は、やがて、誰かの心を慰めはじめるでしょう。

今は、悲しみの流れに身をまかせましょう。泣きたいだけ泣きましょう。
そうして、心が静かになったとき、自分の心の声に耳を澄ませてみましょう。
その声が、悲しみの先にある、自分のすべきことを教えてくれます。「この悲しみの経験が、人生に必要なのだ」ということを、教えてくれます。

悲しみがつらすぎて、はやく立ち直りたい…。
たしかに、深い悲しみは、とても苦しいです。そう思います。でも、無理やり、悲しみから立ち直ることはできません。
今のその、つらい悲しみは、あなたの人生に、大きな意味を持ちます。その悲しみをしっかり味わい、その経験から学び、成長するのです。そして、ときが熟し、立ち直っていきます。

悲しみが強すぎるときは、ひとりでは、どうしようもできないことがあります。そのときは、ぜひ、助けを求めてください。
「乗り越えたい、でも、苦しくてむずかしい…。だから、手を貸して…」
そう言って、助けを求めるのです。
人は、助け合いながら生きています。だから、あなたも立ち直ったときは、誰かの手を握ってあげてほしいのです。
※もし、寄り添ってくれる人がいなければ、以下の記事に乗せている相談窓口が幅広く利用できます。苦しい胸のうちを相談できますよ。

できれば、つらい悲しみは避けたい…。でも、どうしても、そうはいかないようです。
私たちは、深い悲しみを経験しながら、悲しみの意味を知り、成長していきます。
悲しみに慣れることは、むずかしい。ですが、経験を重ね、成長することで、自分なりに向き合えるようになっていくのです。

どうしようもできないほどの悲しみは、時として、人生の「最大の試練」にさえなりえます。だから、乗り越えられたら、大きな経験ですし、成長になるでしょう。
でも、やはり、簡単ではありません。私たちが、そんなに強いとも思えません。
…でも、時間がたてば、多少向き合えるかもしれません。その悲しみが、私たちに「成長」を感じさせてくれたなら、なおさら、向き合っていけそうです。
いつか、かならずそうなります。それを信じて。
【7つの名言】悲しみでどうしていいかわからないときに読む名言・言葉【まとめ】

私たちは、人生で何度、悲しみを味わうのでしょう。
それはそれは、たくさんありそうです。さらに、それを人の数でかけ算すると、信じられないほどの数になります。だから、世界は悲しみで溢れているのですね。常に世界は、悲しみの雨が、やむことなく、降り続いているのです。
でも、悲しみは、生きる喜びを知るために、とても重要です。悲しみがあるからこそ、喜びの価値を知るのです。
とはいえ、悲しみは、やはりつらい…。だから、人はよりそいながら、助け合いながら生きていくのかもしれません。

- 彼の心が裂けるならば、悲しみがあふれだし、地表を覆い尽くすだろう。しかしその奔流は、おそらく誰にも見えない。(アントン・チェーホフ)
- いのちの根
なみだをこらえて
かなしみにたえるとき
ぐちをいわずに
くるしみにたえるとき
いいわけをしないで
だまって批判にたえるとき
いかりをおさえて
じっと屈辱にたえるとき
あなたの眼のいろが
ふかくなり
いのちの根が
ふかくなる(相田みつを) - あらがうのをやめて心静かに耳を澄ませば、きっと悲しみがすべきことをひとつひとつ教えてくれる。(マーサ・ヒックマン)
- 気力だけでは立ち直れない。あまたの小さな死とあまたの節目を経験し、揺るぎないアイデンティティーを確立し、自然に「私」の話ができるようになってはじめて、回復のプロセスは終わる。(メアリー・ジェーン・モファット)
- 友達にはこうお願いしよう。悲しみの家から私が出られないときは、どうか窓辺に手を置いて。必死でその手をつかむから。(マーサ・ヒックマン)
- 私たちの多くは、遅かれ早かれ悲しみの世界に呼ばれます。(マーサ・ヒックマン)
- 真実に背を向けても得るものはない。人生が苛酷な状況にあるのなら、苛酷さと向き合ってその教えを請い、歩きつづけよう。(マーサ・ヒックマン)
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