ふとしたときに、とても孤独を感じる…。そんなときは、辛くて辛くてどうしようもなくなってしまう…。孤独感は、病気のように私達の心を蝕んでいきます。
孤独な時は、どうしたらいいんだろう。消えたくなるときは、どうしたらいいんだろう…。
そんな私たちのために、送られた言葉がたくさんあります。
【名言10選】耐え難いほどの孤独を感じるとき
言葉には大きな力があります。あなたに届く名言が見つかりますように。
孤独感に襲われたときは、つい、かつて仲の良かった人たちを思い出すことがあります。ずっと関係が続くと思っていましたが、今はいません。ふと気づくと、いつも自分の周りから、人がいなくなっているように感じます…。いつも、自分だけが孤独…。
でも、他の人たちは、そんなに長く良い関係が続いているのでしょうか? いえいえ、実はそんな関係なんて、思うほど長く続かないのです。続く人もいるでしょうが、そんな人たちは少数です。
孤独を避けたいなら、絶え間なく新しい関係を作り続けていかなくてはなりません…。
それは、ちょっと大変ですね…。
仲の良い人がたくさんいるからといって、孤独ではない、とは言えません。逆に、ちょっとした気持ちのすれ違いで、強烈に孤独を感じます。
いつもと変わらない日常、たくさんの人たちと遊んでいる最中でさえ、孤独を感じることもあります。孤独感自体が日常的なのものです。
太陽は毎日沈みます。夕日の美しさに、明日が希望的に感じることもあれば、夕暮れが悲しくて、泣きたくなることもあります。夕日自体が見えない日さえある。その全てが日常。感じ方が変わるのです。
自分には友人もパートナーもいない、家族とも絶縁、だから、孤独だ…。
その孤独感は、とても辛いでしょう。
では、なぜそれが辛く感じるのかというと、「友人やパートナー、愛する家族がいると、きっと楽しくすばらしい、そうじゃない自分は、寂しくて孤独。そして、そんな自分は価値がない」と考えているから。
でも本当は、友人やパートナーや家族がいても、孤独やみじめさは空気のようにどこにでもあるのです(むしろ、いるからこそ苦しみだってあります)。
孤独はある意味、普通の状態です。プラスでもマイナスでもなく、「0」とも言え、「無」とも言えます。
孤独だから辛いのではなく、なぜ、孤独をそんなに辛く感じるのか、それが重要でもあるのです。
「孤独」は言いかえると「依存したいのに、依存する人がいないこと」とも言えそうです。
孤独は、他人が解消してくれません。自分で解消するもの。では、なぜ解消できないのでしょう。それは、人付き合いが苦手、人が怖い、心を開くことが怖い、などが理由では。
自分を理解して欲しいという欲求は、あたりまえのものです。だから、たしかに、理解してくれる誰かに、依存したくなります。でも、依存もかなり辛い。依存はたいてい、苦しみに終わります。
依存には苦しみが伴うために、人は自立します。自立はある意味、孤独を受け入れること。
であれば、肩の力を抜いて、「孤独はいやだけど、一人は悪くないなぁ」って受け入れたいですね。
「孤独を埋めたいなら、たくさんの人と交流してみなさい!」 なんて言われたら、たぶんキツイですよね。自分は人に好かれる性格ではない、と思っているし、どうすれば好かれるのかもわからない。分かっていてもできない。
それでも無理にやろうとすれば、ギクシャクしながら偽った自分を作る…。
だとしたら、今のままが良いのかも。
どうしても、孤独の苦しみから逃れたい人には、たしかに、この方法はオススメかもしれません。
世の中には、孤独で苦しむのとは逆に、他人といる方が苦しい人がたくさんいます。たぶん、孤独で苦しんでいる私たちも、本質的には同じなのでは。
親密さを求めても、得ることができなかった悲しい経験がある。だから、今も親密さに憧れる。でも、実際に親密になれば、人といることに疲れてしまう…。このようなことが、根源にあることも多いのです。
だったら、あえて一念発起して、無理をしてみませんか。荒療法です。なんらかの集まりなどに参加する、たくさん会話してみる、誰かを誘って遊びに行き、その人を楽しませ続ける、職場の人に笑顔で声をかけまくる。誰かの話をたくさん聞いてあげる、などなど。…すっごく疲れそうです。
これらを、もうダメ…というほど、とことんまでやれば、一人が嬉しくなるかもしれません。
でも、もし、無理して人と一緒にいることで、あなたが楽しくなったなら、それはそれでラッキー! 続けていけば、孤独ではなくなるかも。
みんなに喜ばれる人間になる必要があるかどうか、はさておいて、好かれようとせず、自然体でいれば、少数でも、自分を認めてくれる人は出てきます。
でも認めてもらうのが目標なのではなく、孤立してもいいかな、と思えることが目標の方がいいです。その方が、楽になります。
容姿に関係なく、笑顔の多い人は好かれます。いい感じの会話ができなくても、気が利かなくても、笑顔であれば、それだけで人を癒やします。人は、そんな人の側にいたくなるものです。
いつも悲しそうにしている人、不機嫌な顔をしている人、つまらなそうな顔をしている人には、人は寄り付きません。
だとしたら、いつも笑顔でいることが、一人の寂しさを解消する方法かもしれません。
ただ、一人の寂しさを解消できたからといって、孤独感が解消されるかは別です。孤独感は、一人だろうが、複数だろうが、感じるときはいつでも感じます。
言いかえると、「愛情が苦手だから孤独だ」とも言えるかもしれません。
悲しい思いをたくさんしてきたから、包み込むような愛情に憧れます。でも、だからこそ怖くて身を任せることができません。
もし、孤独を真から解消する方法があるとすれば、この包み込むような愛情を、他人へ持つことでしょう。人類愛とか真の愛とか言われるものです。この愛は、愛して欲しいという欲求さえ超越します。
でもこれは、難しさの極み。悟りのレベルです。
とはいえ、実は多少なりとも誰でも持っているものでもあります。
真実だなぁって思います。でも、私たちが実際行うのは難しそう…。
なぜなら、心が満ちていないから。足りないから、人にわけてあげられない。
でも、本当に孤独を解消するのは、この方法しかないのかもしれません。
【名言10選】耐え難いほどの孤独を感じるとき【まとめ】
孤独を感じやすいということは、これまでの人生の中で、孤独を感じやすい環境にいて、その孤独である自分を「価値がない」と思い続けてきたから、ではないでしょうか。でもこれだけは言えます。
決して「一人 = 無価値」ではありません。
孤独を強く感じる心は、しっかりとケアする必要があります。そこにはたくさんの悲しみが埋まっているからです。
その悲しみをケアするには、どんな自分でも「それでいいんだよ」と認めて、受け入れてあげる必要があります。孤独を感じている自分を「それが自分」としっかり認めて、受け入れてあげてください。そのうえで、もう一度。
決して「一人 = 無価値」ではありません。
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