深い悲しみに打ちひしがれているとき、私たちは、自分のちからを、最後の一滴まで抜きとられます。そして、無力感の中、ただ、苦しみもだえます。それは、とても厳しく、残酷な時期です。
しかし、この時期は「試練」の時期であり、人生において、非常に意味のある、重要な時期でもあります。
そんな、深い悲しみの試練を乗り越えるための名言を、ご用意しました。
【7つの名言】深い悲しみに打ちひしがれているときに読む名言・言葉
言葉には、力があります。あなたの心に届く名言が、みつかりますように。
今は、ただ、今日を乗りこえることを考えましょう。あなたが、無事に、今日を乗りこえることだけ考えるのです。
何も食べられなくても、お風呂に入れなくても、話ができなくても、それでもいいのです。
まずは、今日を、そして、今を乗り越えましょう。
深い悲しみは、私たちを暗黒の底へと落とし込みます。暗く、重い時間を、強要します。まるで、永遠に続くかのようです。
でも、かならず光が訪れます。始めは、とても小さく、薄く…。そして、徐々に力強くなり、大きくなります。その光が「新しい日々」です。悲しみを受け入れ、成長につなげることができる「明日」です。
だから、今は耐えましょう。待ちましょう。
とても、つらく悲しいときは、まるで、それが「自分の罪のせい」のように感じます。たくさんの後悔が押しよせ、自責の海に放りだされます。
でも、どれだけ「自分の罪のせい」と感じようが、なるべくしてことは起こり、なるべく結果になっただけです。ただ、それだけなのです。
ただし、後悔は「成長の実がなる木」でもあります。どうしても、後悔が起きるなら、思う存分に後悔しましょう。
そして、そこから学べることを学び、それを、誰かの役に立てましょう。私たちは、そうやって生きているのですから。
あなたの悲しみの深さは、あなたの思いの深さ、を表しています。それだけ、思いが深かったのです。
なので、その思いの深さの分、悲しむ必要があるのです。そうしないと、いつまでも、抜けきらない悲しみに、埋もれてしまいます。
だから、とても大変なことですが、今はその悲しみを、しっかり味わいましょう。そして、時が来たら「この悲しみから得た学びを、活かす」ために、あなたの強い思いを、役立てましょう。
悲しいときは、一度、制御することなく、充分に嘆き、悲しみましょう。そして、充分に悲しんだら、
天気の良い日に外にでましょう。
休めるところに座り、身体のちからを抜きましょう。
足の先から、頭の先まで抜きます。
そして「考える」ちからも、「感情」のちからも抜きましょう。
そして、自分の心臓の鼓動に耳をかたむけます。
ゆっくり、落ちついてきたら、自分の心の声を聞いてみましょう。
語りかけてくれなければ、日をおいて、何度もおこなってみましょう。
深い悲しみは、まるで、その悲しみから離れることさえ、罪のように感じさせることがあります。「この悲しみを、味わっていなければいけない」と、思い込んでしまうのです。
もちろん、悲しみは、大切なものですが、縛られていてはいけません。そんなことは、誰も望んでいないのです。
悲しみのさなかに、ふと気持ちが「なごむ」瞬間が訪れます。その瞬間は「神さまからのプレゼント」です。だから、その瞬間が訪れたときは、悲しみから気持ちを切り離して、ゆっくりなごんでみてください。誰もあなたを責めません。大切な瞬間なのですから。
深い悲しみのさなかにいるときは、悲しみなんて、無くなってほしい、と思います。悲しみのない世界で生きたい、と思います。
でも、悲しみは無くなりません。どうしても、悲しみは訪れます。なぜならそれは、人生を幸せに過ごすために、必要だからです。
悲しみのおかげで、人生に「深み」と「優しさ」が生まれます。その「深み」と「優しさ」が、他の人を慰め、愛が深まるのです。
やがて、神さまにあたえられた人生が終わりを迎えるとき、自分自身が、他人の大きな悲しみとして旅立ちます。そして、愛の種になるのです。
そうやって、悲しみは、幸せや愛の種として、巡回するのです。
【7つの名言】深い悲しみに打ちひしがれているときに読む名言・言葉【まとめ】
深い悲しみは、何も考えられなくなるほどに、強いちからがあります。
生きているままで、人生は終わったように感じます。深い暗黒の世界に落ち、まさに「絶望」を身体全体で感じます。これから、どうやって生きていけるのか、まるで分かりません…。
でも、私たちには、それを乗り越えることができるのです。そのためには、今の悲しみを受けとめ、向き合うしかありません。
苦しいときは、人の手をかりて、泣きたいときは、たくさん泣いて、そして、「時」や「人」に癒やしてもらいながら、乗り越えましょう。
乗り越えたあなたは、同じような人たちの、ちからになっていくのです。
※悲しみでどうしようもできないと感じるときは、以下記事でご紹介している専門機関で、話をきいてくれたり、相談に乗ってくれますよ。
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